2012年12月18日火曜日

衆議院選挙・都知事選挙を終えて

一昨日、衆議院と都知事の選挙が行われました。選挙期間中は
ブログの更新が禁じられていますので、久しぶりの投稿ですが、
私の所属する自民党公認の秋元司さんをご支援頂いた方には
心から感謝申し上げます。
さて、選挙結果については既にご承知の通りですが、改めて票の
分析をしてみたいと思います。

                小選挙区票   比例区票(主要政党のみ)
 
柿沢未途(みんな)    88,222      38,009(みんな)
 ※当選                      48,798(日本維新)
秋元司(自民)       74,159      57,743(自民)
 ※比例復活当選                25,968(公明)
田中美絵子(民主)    29,355      30,702(民主)
東 祥三 (未来)     28,518      16,762(未来)
吉田年男 (共産)    18,667      17,326(共産)

上記数字から、基本的にはみんなの党と日本維新を選んだ人は
柿沢さんを、自民党と公明党を選択した人は秋元さんをそれぞれ
選び、他の政党を選んだ人は概ねその政党の公認候補者に投票
したことが判ります。ただ未来の党は結成したばかりで、東さんを
支持した人に充分周知されていなかったことも事実でしょう。また
もし維新が公認候補を出していれば上記の票も変わっていたと
思われます。
現在の小選挙区制度のもとで選挙が始まって16年経ちましたが
二大政党による政権選択という面では、小泉郵政解散時の自民、
前回の政権交代選挙の民主、今回の自民圧勝と一応形には
なっていますが、今回の比例の投票先が自民と民主で88,445票、
その他政党が154,384票と倍近くなっていることは、東さんの
民主党離党~国民の生活が第一~未来の党という流れがあったに
せよ、一方では多党化現象が収まっていない事も事実だと考えます。
いずれにせよ、江東区で自民党代議士が復活したことは事実で(実は
比例単独で当選した田畑毅氏は江東区在住)今後、国政ー都政ー
区政のパイプを太くさせ、江東区の発展に尽力していきたいと考えます。

尚、選挙戦中自民党の小泉進次郎青年局長を豊洲に迎えた街頭遊説で
「YOUTUBE」で、「小泉進次郎12月14日豊洲ビバホーム前遊説」で
検索して頂くと、私が司会を務めた模様が映し出されますので是非ご覧
下さい。

2012年11月10日土曜日

都知事選、総選挙について

 既に都知事選挙は11月29日告示、12月16日投票で行われることが
決定していますが、ここ数日で衆議院の解散、総選挙の気運が急速に
高まってきました。恐らく次の3パターンのいずれかで実施されると思われ
ます。
1.11月中の解散、12月16日(都知事選とW)ないし23日の投票
2.12月下旬解散、年明けの1月20日ないし27日の投票
3.1月の通常国会で解散、2月中下旬の投票
今後、衆議院の0増5減案がいつ成立するか等の前提があり、この状況
で上記いずれかの日程が決まると予想されます。

まず、都知事選ですが、現時点で松沢前神奈川県知事と宇都宮前日弁
連会長が名乗りをあげており、自民党など主要政党は対応を検討中と
いう状況です。過去の都知事選はいわゆる 「あと出しジャンケン」 した
知名度のある候補者が有利だったとの経緯もあり、現在出馬を取り沙汰
されている人たちは様子見をしているといった感じです。
しかしながら、本来首長選挙は候補者が自らが目指す政策を打ち出し、
候補者同士の議論を聞いた上で有権者が判断するのが基本であり、
選挙直前に候補者が決まるのは好ましくないと考えます。
また、江東区の議員である私としては、東京五輪招致、築地の豊洲移転
地下鉄8号線の豊洲~住吉の延伸を推進できる都知事の誕生を強く
願っています。私の所属する自民党はまだ対応を検討中ですが、都議会
自民党と強い連帯を保てる候補者を決めて欲しいと思います。

次に、衆院選ですが、特例公債法案成立の目途が立った今、速やかに
衆院の定数是正法案を成立させ、一刻も早く総選挙を実施すべきと考え
ます。現在の国政の状況は、消費税増税法案は可決されたものの、
社会保障制度、TPP参加問題、尖閣・竹島問題等々政権が安定した上
で取り組むべき課題が山積しているからです。
いずれにせよ、区議会第四回定例会も今月28日から始まり、11、12月
とまさに政治と選挙の季節になりそうです。

2012年10月2日火曜日

区議会第3回定例会、決算委員会で質問

江東区議会は9月27日~10月3日、平成23年度決算審査特別
委員会が開催されていますが、私は衛生費、産業経済費で2点
質問致しましたので下記ご報告させて頂きます。

1.理容師及び美容師法施行条例について
(1)地域主権改革で上記条例の制定権が都から区に移管された
  が、区条例は都条例をそのまま継承している。渋谷区では理容
  (美容)所について講ずべき措置について「衛生に係る流水設備、
  洗髪設備を設けること」という条文を付け加えた。この点、本区の
  考え方は(背景に所謂千円カット店の衛生問題がある)?
(2)理容業等の施設における資格取得者へのチェックは充分か?

(区答弁)
  同法では、洗髪そのものの義務は規定しておらず、整合性の点
  から改正の必要性は低いが、慎重に検討したい。資格取得者へ
  のチェックは充分と考える。
(私からの要望)
  衛生上また安全上の観点から充分検討して欲しい。資格取得者
  へのチェックでは、免状の店内掲示やネームプレートの着用の
  義務化などを検討すべき。

2.観光推進事業の舟運活用事業について
(1)平成22~24年、本区と墨田区が連携して実施した舟運活用
  事業への評価は?
  私も先般、スカイツリー直下の押成橋~北十間川~旧中川~
  中川船番所(見学)~小名木川~クローバー橋~亀戸天神橋の
  コースで体験乗船したが、スカイツリーの展望と本区の街並みを
  川面から眺め素晴らしかった。
(2)水陸両用バスについて
  旧中川でのスロープ造成及び川の駅設置工事は順調か?また
  両用バスの来春の運行(運航)開始は予定通りか?

(区答弁)
  10月以降も社会実験を続けるが、概ね好評価。スカイツリーと
  本区の主な観光資源を組み合わせた有意義な事業で、今後
  積極的に事業展開を図りたい。また、スロープ工事は11月末
  竣工予定。川の駅の売店設置も年内に。バス運行には課題も
  多いが来春運行に向けて最大限努力したい。

2012年9月26日水曜日

区議会第3回定例会で一般質問

 私は、さる9月21日江東区議会本会議において大綱3点にわたり
一般質問を行いました。主旨以下の通りです。

1.平成23年度決算の評価と今後の予算編成及び長期計画の展開
  について
  23年度決算は、歳入歳出とも前年度比若干の増となったものの、
  一般財源、自主財源の比率は低下、義務的経費が7年ぶりに50
  %を超え、また経常収支比率は84.4%と適正水準を超えている。
  ただ、基金、起債残高をそれぞれ微減、微増に抑え、今後の施策
  展開のための最低限の財政基盤は守ったと思うがどうか?
  25年度予算編成の骨子に「入るを量りて出ずるを制す」とあるが、
  財政規模また上記の財政指標をどう改善していくのか?
  人口増に伴う学校、保育園の収容対策は充分と言えるのか?
  (政策経営部長答弁)
     歳入環境は厳しさを増しているが、区民の期待に応えた政策を展開
  し、また健全財政も維持している。25年度予算のフレームとしては
  1600億強、義務的・投資的経費の割合は50%、15%程度。基金
  繰入158億、起債42億程度と見込んでいる。南部地区は新たな小
  学校を視野に入れており、また認可・認証以外の都市型保育所の
  整備を検討中。

2.防災対策について
  特定緊急輸送道路沿道建築物の耐震診断、設計、改修の実績は?
  木造家屋耐震改修への助成制度の充実を図るべきだがどうか?
  区は24~26年度で約20億を防災対策に充てたいとしたが
  変わりないか? 地域防災訓練は震災後内容を変更したのか?
  また実施回数増、中学生の参加、春季開催については?
  学校防災マニュアルの改正の進捗状況は?
  (総務部長答弁)
  診断の受付が53件と制度は浸透している。木造家屋への新たな
  支援策として、老朽家屋除去等の助成制度を検討中。震災後の
  防災訓練は円滑な避難所運営に力点。中学生の積極的参加も
  要請している。春季開催は可能。学校防災マニュアルは都が今後
  策定する帰宅困難者対策、本区の地域防災計画の改定にあわせ
  年度内には整備する。

  
3.区と町会、自治会、民間マンションの関係について
  本区の集合住宅に住む住民の割合は84.5%。町会、自治会の
  加入率は63.7%と年々下降しているが区の見解は?区として
  町会、自治会に様々な業務を委託しているが、高齢化など組織の
  弱体化が顕著。問題意識を持っているか?
  (区長答弁)
  マンション住民が自治会と管理組合の役割を混同されている点が
  町会加入や自治会設立を阻害している一因か。加入率低下が
  区政へ悪影響を及ぼすと危惧しており、。区は加入促進の後押し
  として広報紙発行や掲示板設置の助成を実施。またマンション
  事業者に対して事前協議の中で町会加入等を求めている。今後
  地縁活動への関心を高めてもらう施策を展開したい。

なお、上記の質問は江東区議会のホームページを開いて頂き、
「区議会インターネット中継」をクリックして頂くとその模様が再生
されます。是非ご覧下さい。
  
  
 
  
  
 
 

2012年9月14日金曜日

自民党総裁選挙始まる

本日、私の所属する自民党の総裁選挙が告示されました。
安倍晋三、石原伸晃、石破茂、林芳正、町村信孝の五氏が
立候補して、選挙戦がスタートしました。
今回の総裁選挙は従来の同選挙に比べ、国会議員票(199票)
の票が党員票(300票)より少ないいわば異例の選挙戦となり
ました。また、もし次期総選挙で自民党が比較第一党になれば
事実上の日本の次のリーダーを選ぶ選挙となります。

事前の国会議員票の予想は・・・

安倍氏 50±20(麻生派+高村派+町村派の一部+無派閥)
石原氏 60±10(額賀派+山崎派+古賀派の一部)
石破氏 30±10(無派閥のみ?)
林氏  25±10(古賀派の一部)
町村氏 25±10(町村派の一部)

と考えられますが、推薦議員の関係上、全ての候補者が20票以上
獲得することは間違いなく、従って推薦議員でないおよそ100人の
議員の投票が注目されています。

一方、党員票(私や私の支持者で党員の方が含まれる)は全国で
300票ありますので(東京は16票)、この票の動向が一回目の
投票の趨勢を決します。
一回目の投票で過半数を取る候補者がいない場合、上位二人を
候補に国会議員のみによる決選投票で総裁が決まる仕組みです。

私の現時点での予想は、一回目の投票で石破氏が党員票で
強さを見せ過半数を取り当選するか、石破、石原、安倍の3氏の
いずれか二人が1,2位となって決選投票にもつれ込むかのどち
らかと読んでいます。後者の場合、石破氏が決選投票に進んだ
場合には不利になると思われます。

五人の候補者がこれまで訴えている政策やセールスポイントで言えば・・・
「安全保障、防衛・外交」の安倍、石破
「経済」の林
「内政・安定」の町村
「党内融和」の石原     といったところでしょうか。

これから12日間の論戦が始まりますが、誰が日本のリーダーとして
ふさわしいのか、私もじっくり候補者の主張を聞いて投票先を決めたいと
思っています。

2012年8月20日月曜日

ロンドン五輪を終えて

真夏の祭典、ロンドン五輪が終わり今日は銀座でメダリスト達のパレードが
行われるそうです。今回は38個という数のメダルを獲得し、過去最高だった
アテネ大会を抜いたわけですが、金メダルは7個と一桁に終わりました。
当初予想された数より少ない結果だと思いますが、私はこの現実に、かって
蓮舫参議院議員が事業仕分けの際に発した「一番でなければいけないの
ですか、二番ではダメなのですか」という言葉を思い出しました。

ただ、卓球やバトミントンのように五輪史上初めてメダルを獲得した競技が
あったことは大変素晴らしいと感じています。これは文科省や体協が示した
多くのスポーツ競技の全体的底上げという方針、具体的には選手の育成や
施設の整備等に予算付をし、地道に努力を重ねてきた結果だと思います。

昭和39年に初めて東京で夏季五輪が開催された時、私は9歳でしたが、
当時野球しか頭になかった私に世界にはいろいろなスポーツがあることを
実感させてくれたのがオリンピックでした。今回も多くの子どもたちが様々な
競技のアスリートの勝負や演技に感動したことでしょう。
今回のロンドン五輪の盛り上がりが、2020年の夏季五輪東京招致運動に
繋がるよう期待しています。

2012年7月5日木曜日

2020年夏季五輪東京招致の詳細について

まもなくロンドン五輪が始まります。先日、2020年夏季五輪の東京招致に
ついてご報告致しましたが、この度申請ファイルによる競技会場(計画)の
詳細が判りました。28競技のうち16競技が江東区内で行われる予定で
具体的には下記の通りとなります。

   競技種目         会場          建設状況  総座席数

1. アーチェリー     夢の島公園         新設     7,000
2. 水泳(競泳ほか)  辰巳国際水泳場     新設(改築) 20,000
3. バトミントン     夢の島ユースプラザ     新設     7,000
4. バスケットボール  夢の島ユースプラザ    新設    18,000
5. カヌー        海の森水上競技場     新設    14,000
6. 自転車競技    有明ベロドームほか     仮設     5,000
7. 馬術         夢の島競技場         既存  14,000
8. フェンシング    東京ビックサイト・ホールB  既存    8,000
9. 体操         有明体操競技場       仮設   12,000
10.ゴルフ        若洲ゴルフリンクス      既存    1,000
11.ボート        海の森水上競技場      新設   14,000
12.セーリング     若洲オリンピックマリーナ   新設    2,000
13.テコンドー     東京ビックサイト・ホールB   既存    6,000
14.テニス        有明テニスの森     既存(改修) 18,000 
15.バレーボール   有明アリーナ         新設    15,000
16.レスリング     東京ビックサイト・ホールA 既存    10,000

以上ですが、人気種目である水泳、体操、バスケット、バレーをはじめ
数多くの競技が区内で開催予定であることは、本区にとってまさに魅力
ある計画だと思います。区内、都内はもちろん全国の子ども達にとって
貴重な経験を積む絶好の機会であり、江東区の活性化、地下鉄8号線
豊洲~住吉間の早期延伸にも繋がるまたとないチャンスだと考えます。
IOC(国際オリンピック委員会)の事前調査では、国民の支持率が低い
と報じられていますが、是非皆様の力強いご理解とご支援をお願い致し
ます。
私も区議会五輪招致議連の事務局長として、開催都市が決定する来年
の9月まで積極的に招致運動を展開していきたいと考えております。
今月の27日からロンドン五輪が始まりますが、前日の26日の朝、区内
主要6駅で招致をアピールする街頭キャンペーンを行います。
私は東大島駅で同僚議員と一緒に支持を呼び掛ける予定です。

2012年6月14日木曜日

区議会第2回定例会始まる。

昨日より平成24年江東区議会第2回定例会が始まりました。これに
先立ち先月の25日に臨時会が開かれ、私はこれまでの自民党幹事長
(議会では議会運営委員長)を辞職し、清掃港湾臨海部対策特別委員長に
就任致しました。
この委員会は江東区のゴミ問題や臨海部地域の諸課題に対応していく
歴史の長い委員会で、今期も築地市場の豊洲移転や同じく豊洲のシビック
センター、豊洲西小学校の建設、中央防波堤内外の帰属問題等重要課題
が目白押しです。
また、常任委員会では引き続き企画総務委員を務めることになりました。
同委員会では、区の基本的な政策に係わる様々な問題や入札制度の
在り方、また入札・契約のチェック等が所管事項となります。
現在国会では消費税や社会保障制度をめぐる与野党の攻防が佳境を
迎えています。一時の停滞も許されない政治情勢のなかで、これまでの
経験を生かして、しっかりと職務に励みたいと考えております。

2012年5月25日金曜日

2020年夏季五輪・東京が一次選考を通過

昨日カナダのケベックで開かれたIOC(国際オリンピック委員会)の理事
会で、東京・イスタンブール(トルコ)・マドリード(スペイン)の3都市が
一次選考を突破、ドーハ(カタール)とバクー(アゼルバイジャン)は落選
しました。
新聞報道にもあるように今後の課題は「国内の支持率アップ」です。
IOCが首都圏で独自に行なった調査では賛成が47%(反対は23%)と
いう残念な数字が示されました。私は2016年の招致の際にも書きま
したが、1964年の東京開催時とは社会環境が大きく異なり、特に若い
世代を中心に「五輪を地元で開催する意義」を感じる方が少なくなって
いると考えます。すなわち現在は、陸上、バレー、サッカー、水泳、体操、
卓球など人気種目の世界クラスの大会が日本、海外を問わず頻繁に
行なわれており、テレビの衛星中継やネットが普及して多くの方がこれを
視聴できる状況にあるからだと思うのです。従って、「何も高いお金をかけて
まで五輪を東京で開催する必要もない」と考えている人が多いのではないで
しょうか。
しかし、1964年(昭和39年)の私自身(当時小学校3年生)がそうでした
が、子どもにとって自国で五輪を開催するということがどれだけ視野を広げ
たり、多くのスポーツに興味を抱くことにつながるか、その良い意味での
影響力は計り知れないものがあると思っています。
加えて、もし東京開催が実現すれば五輪で行なわれる28競技のうち16競
技が江東区内で開催される予定で、本区にとって大きな意義のあるイベント
になります。この点、とりわけ江東区民の皆さんにはご理解を頂き、今回の
招致活動にご賛同賜りたいと心から願う次第です。

2012年4月20日金曜日

区政報告会を開催、区政の現状と課題を報告。

昨日、西大島の江東区民センターで私の区政報告会を開催しました。
500人を超える地元の方々にご参加頂きましたが、山﨑孝明区長、
秋元司選挙区支部長、山﨑一輝都議(代理)にもご来賓として激励の
ご挨拶を頂きました。多くの皆様方のご協力に心から感謝しております。
会のなかでご報告した内容の趣旨を以下お知らせ致します。

 昨年の統一地方選挙の前に開いた決起大会は東日本大震災が発生した
日であり、出席また震災の影響で欠席された皆様に多くのご心配、ご迷惑
をおかけした。新年度の予算委員会が先月開かれたが、最重要課題は
やはり防災対策。過去最高となった区の防災基金52億円を有効活用
するため様々な提言を行なっていきたい。また、人口増に伴う行政需要の
拡大、築地市場の移転や新病院の建設が予定されている豊洲と住吉を
結ぶ地下鉄8号線の延伸、東京スカイツリー開業に伴う区内観光資源の
有効活用(旧中川に「川の駅」設置・水陸両用バスの運行など)、
2020年夏季五輪東京招致運動へのご協力、地元大島3丁目1番地の
市街地再開発などの諸課題につき私の考えを披露させて頂きました。
最後に衆議院選挙候補者となる秋元司氏、来年夏改選を迎える山﨑都議
への支援もお願い致しました。

 会場で皆様から頂いた貴重なご意見、ご要望に応えるために今後とも
区政の最前線で汗を流していきたいと考えております。今後とも変わらぬ
ご理解とご支援を心からお願い申し上げます。

2012年4月11日水曜日

北朝鮮による「人工衛星」と称するミサイル発射への対応について

表題に関して明日12日から予告期間に突入しますが、今日はこの問題に
対する都及び江東区の体制についてご報告します。

1.東京都の体制
  現時点では特段の体制はとっておりませんが、12日~16日は総合
  防災部として10名体制で午前7時~12時の間、J-ALERT(全国
  瞬時警報システム)他の受信と市区町村への情報伝達体制を確保する
  (上記以外の時間帯は情報を得次第参集する体制を確保する)。

2.江東区の体制
  (弾道が沖縄方面の場合)
  現在は国・都からの情報収集体制を確保。12~16日は危機管理室と
  して2名体制で午前7時~12時の間、J-ALERT他の受信と防災
  無線放送による情報伝達体制を確保。こうとう安心安全メールの対応は
  発射情報と着弾情報を配信する(上記以外の時間帯は情報を得次第
  2名が参集する)。

  (弾道が変更になり関東方面になった場合)
  国民保護計画に基づき緊急事態連絡室を設置し、上記日、時間帯で
  職員6名体制をもってJ-ALERT他の受信と防災無線放送、
  こうとう安心安全メール、エリアメール等の対応を行なう。

以上ですが、新聞報道等によれば、ミサイル発射には気象状況に大きく
左右され、直近で好天が予測されている明日の発射が現実味を帯びて
いるとのことでありますので、今後の情報に充分注意して頂きたいと思い
ます。

2012年3月6日火曜日

自民党東京都第15選挙区区支部長が決定

既に新聞報道されましたが、この程自民党東京都第15選挙区(江東区)
支部長=衆議院選挙候補者が元参議院議員の秋元司氏に決定しました。
 前回総選挙(H21年8月)で木村勉氏が公認候補として惜敗した後、
このポストは空席のままでした。その後一昨年から党都連が公募を始め、
私も総支部幹事長として選定作業に加わってきました。候補者のプライ
バシー確保の見地からこれまで詳しくご報告できませんでしたが、様々な
過程を経て秋元氏に決定しました。前回の総選挙後、約2年半も選定作業
が続いてしまった事について率直にお詫びをしなければならないと思って
います。
秋元氏は昭和46年生まれの40歳。小林興起代議士秘書を経て平成16
年の参議院選挙(全国比例)で初当選。安倍、福田内閣で防衛政務官を
務めるなど6年間の国会議員としての経験を持っています。今後、次期
総選挙に向けて自民党江東総支部としても秋元氏の勝利をめざしていく
ことを昨日の役員会で確認しました。
党員各位、そして皆様のご理解とご協力を心からお願い申し上げます。

2012年2月28日火曜日

24年度予算委員会で総括質問

昨日から江東区議会で24年度予算審査特別委員会が始まり、私は
自民党を代表して総括質問を行ないましたので、要旨以下ご報告させて
頂きます。
1.当面の財政運営につて
 Q:24年度予算では、歳入の根幹をなす区民税が0.3%、特別区交付
   金が1.0%それぞれ減となったが、人口増で行政需要が拡大して
   いるため基金と区債の活用が重要である。今後の見込みと基金、区
   債のデッドラインをどのように考えているか。
 A:世界全体の経済状況をみても、区税、交付金とも楽観できない。
   基金と区債を最大限活用したいが、場合によっては長期計画の見直し
   も視野に入れなければならない。(区長答弁)
   基金は一般会計総額の15~20%以下にせず、区債は区民税収入
   (24年度は414億円)以下に抑えるのが目安と考える。
 Q:国は2015年までに消費税を段階的に10%まで上げる法案を用意
   しているが、仮に5%上がった場合、本区への影響は?
 A:地方消費税交付金が約66億円増収となるが、区も消費税を払う側
   でもあるため、この影響が25~30億円程度と予測している。

2.防災対策について
 Q:防災基金52億円と増額したが、庁舎の耐震工事、新木場の道路
   復旧等以外の防災関連予算は充分と考えているのか?
 A:施策として必要なものは全て網羅できたものと考える。今後3年間で
   20億円の予算を計上するが、極力効果的な使途を考えたい。
 Q:豊洲の昭和大新病院は緊急搬送に伴う手術、ICU等継続的な電力
   供給を必要とする施設。有事の際の非常用電源の確保に最大限の
   努力を。また「災害拠点病院」として期待されており、有事の際、区内
   の他の病院や診療所との連携及び避難所を守る役割も要請すべき。
 A:電源の確保については既に昭和大に万全を期すよう要望済。また、
   医療連携について地元医師会等とも充分協議するよう指導したい。
 Q:昨年の3・11、区内の小学校の屋体で避難してきた区民、帰宅困難
   者がラジオの提供を求めたところ拒否された事例があった。「学校
   災害マニュアル」に規定がないことが一つの要因だが、同マニュアル
   には発災から避難所開設までの間の記述が少なく改善の必要あり
   と思うが如何?
 A:現場の職員の柔軟な対応が必要。マニュアルは来年度中をめどに
   見直したい。また教育委員会、防災課、危機管理室3者の連携を
   より強固にする。

3.再生エネルギーについて
 Q:昨年の福島原発の事故を受けて脱・減原発、エネルギーの分散化
   が国の課題となっている。また、今年7月から再生エネルギー法が
   施行され、電力の固定価格買取制度がスタートする。
   既に自治体が積極的に再生エネルギーに取り組んでいるが、本区
   の考え方は? また中央防波堤地区にメガソーラー施設の建設を
   検討すべき。またエネルギー法で若洲の風力発電の売電の条件は
   変わるのか?
 A:再生エネルギーへの取り組みは重要と考えるが、中防はあくまで
   都有地なので慎重に検討すべき。若洲の風力は平成16年に15
   年契約で11.7円/kwで契約しており条件は変わらない。

以上長くなりましたが、質問が区民生活の向上につながるよう更に議論を
深めていきたいと考えております。

2012年2月2日木曜日

平成24年度江東区予算案プレス発表へ

本日、本区の24年度の予算案がプレス発表されましたので、概略をご報告
致します。(注:単位百万円、十万以下四捨五入)
1.一般会計
  (歳入)        本年度    前年度   比較増減  増減率
特別区税       41,355   41,474   △119   △0.3
特別区交付金    44,233   44,679   △446   △1.0
地方消費税交付金  6,061    5,568     493    8.9
分担金・負担金    3,572    3,516      56    1.6
使用料・手数料    2,560    2,573    △13   △0.5
国庫支出金     26,305   26,887   △582   △2.2
都支出金        8,641    8,349     292    3.5
繰入金        15,602   14,852    750    5.0
繰越金         2,400    2,400      0    0.0
諸収入         2,914    2,424    490    20.2
特別区債       5,354    3,432   1,922   56.0
その他         2,494   3,117    △623  △20.0
歳入合計     161,491   159,271  2,220    1.4
 (歳出)
議会費          948    1,067   △119  △11.2
総務費       22,250   21,084   1、167    5.5
民生費       70,632   70,763   △131    △0.2
衛生費       16,540   16,852   △312   △1.9
産業経済費     1,765    1、746     18     1.0
土木費       12,536   10、601   1,935   18.3
教育費       22,538   22,206     332    1.5
公債費        2,386    2,120     266   12.5
諸支出金     11,597   12,683   △1,085  △8.6
予備費          300      150      150  100.0
歳出合計    161,491  159,271    2,220    1.4

以上ですが、歳入、歳出ともに22.2億円の増、1.4%増の積極予算を
組む提案がありました。 本区は人口(納税義務者)が増加しているにも
かかわらず長引く不況の影響で区民税は0.3%の減、また東京都からの
補助金である特別区交付金も企業収益の悪化から1.0%の減となって
います。この両方で5.6億円強のマイナスになりますが、区民サービスの
低下を避け、かつ病院建設や豊洲シビックセンター建設などの新規事業を
着実に進める意味でも、基金からの繰入を7.5億円、区債の発行を19.2
億円それぞれ増やしたところであります。2月27日から予算委員会が開催
され本格的な議論が始まりますが、質疑の内容等また報告させて頂きます。

2012年1月6日金曜日

平成24年の新春を迎えて

皆様、新年あけましておめでとうございます。
平成24年の新春にあたり年頭のご挨拶を申し上げます。
既に何ヶ所かの新年会に出席致しましたが、来賓の挨拶はやはり昨年の
東日本大震災に触れる事が多く、今年は「復興元年」と訴える方が多い
のが顕著でした。
今朝の朝日新聞朝刊に作家の半藤一利氏の「3・11は第2の敗戦」と
題したインタビューが掲載されていました。同氏は、昨年の震災は明治
維新、(太平洋戦争の)敗戦に次ぐ「第3の維新」ととらえたいと思って
いたが、残念ながら「第2の敗戦」と見た方がいいと述べています。
それは日本は資源のない国だから、近代史はエネルギーとの戦いで
あったと指摘し、原発の安全神話から生じてしまった原発事故はまさに
日本人がエネルギー政策を確立できず、歴史に学ばずに敗れてしまった
結果と反省されています。
その上で、日本の政治指導者に求めることを「自分のところに情報を集め、
自分が判断権者であることを明確に示した上で、決断に責任を取ることが
大事」とし、「震災であれほど被害を出しておきながら責任をとった人が
いないのは世界の笑い物」と断言しています。さらに、世界史でもこれほど
短期間に独裁者が次々と退場し、各国のリーダーが交代する時期は珍しく、
世界は激動期にあるとも述べていました。
私はこの記事を読み、エネルギー、社会保障、税制、安全保障などの国の
施策はもとよりそれに繋がる地方政治に関与している一議員として、何を
訴え、どう行動すべきか真摯に考えなければならないと痛感しました。

今年も皆様からの率直なご意見、ご要望等をお待ちしております。