2013年9月12日木曜日

2020夏季五輪江東区内の競技施設

 先日の東京開催決定以降、マスコミもその快挙を報じてオリンピック・パラリンピックに対する世間の関心が高まっています。私も区民の皆様から「江東区内ではどんな競技がどこで行われるの」とよく聞かれます。そこで今日は立候補ファイルに示されている区内の競技会場についてご報告させて頂きます。現在予定されている28競技のうち15競技が区内(帰属未定の海の森を含む)で開催されます。

競技種目          会場        建設状況    総座席数

①アーチェリー      夢の島公園      新設       7,000
②水泳※1    辰巳アクアティクスセンター 新設      20,000
③バトミントン  夢の島ユースプラザA     新設      7,000
④バスケット   夢の島ユースプラザB    新設      18,000
⑤カヌー(スプリント) 海の森水上競技場   新設      24,000
⑥自転車(トラック) 有明ベロドーム      仮設       5,000
    (マウンテンバイク) 海の森       仮設      25,000
    (BMX)   有明BMXコース      仮設        5,000
⑦馬術(障害、馬場) 夢の島競技場      既存      14,000
   (クロスカントリー) 海の森         仮設      20,000
⑧フェンシング  東京ビックサイト・ホールB 既存       8,000
⑨体操       有明体操競技場       仮設      12,000
⑩ボート      海の森水上競技場      新設      24,000
⑪セーリング   若洲オリンピックマリーナ  新設       5,000
⑫テコンドー   東京ビックサイト・ホールB  既存       9,000
⑬テニス     有明テニスの森       既存(改修)   20,500 
⑭バレーボール 有明アリーナ          新設      15,000 
⑮レスリング   東京ビックサイト・ホールA  既存      10,000

※1=競泳、シンクロ、飛込み。 水球はウォーターポロアリーナにて開催

以上、7年後の開催に向け今後、施設整備が進められますが、工事等に際して東京都と十分協議をする必要があると思います。
    

2013年9月8日日曜日

2020年夏季五輪東京に決定

 皆様、長い間東京五輪招致を応援して頂いて本当に有難うございました。決定の瞬間、私は東陽町の江東区文化センターで山﨑区長や招致議連の堀川会長、星野議長を始め、区議会、区幹部職員、招致活動にご協力頂いた区民の皆様と一緒にパブリック・ビューを見ていました。また、ブエノスアイレスに応援に行っていた山﨑一輝都議からは頻繁に携帯に電話がかかり、現地の様子をつぶさに知らせてくれました。日本中がまさに大騒ぎとなっていますが、2020年に向けてこれから課題も多いなと気を引き締めているところです。

1. 日本全体でみればプレゼンで安倍総理も仰っていた福島第一原発事故の処理を始めとする東日本大震災からの復興が重要です。7年後、世界中から多くのアスリートや観戦者がお見えになることももちろんですが、やはり現時点で一番の政治課題であり何より被災地の皆さんにも十分理解して頂ける五輪開催でなければならないからです。

2. また江東区としては15種目もの競技が区内で開催されるわけであり、施設やインフレの整備をしっかりと進めること、とりわけ地下鉄8号線の延伸は最重要課題だと認識しています。またそのことが区民生活の向上にも必ず繋がると確信しています。開催決定後すぐの区長の記者会見での発言もがありましたが、施設整備にあたり、例えば環境アセスを従来以上に効率的に進めなければならないといった課題もあると思います。

いずれにせよ、ここがゴールではありません。現在、そして未来のこども達のためにも、また被災地の皆さんのためにも、これからがスタートであると認識しています。区民の皆様のあたたかいご理解とご協力を心からお願い申し上げます。