2012年11月10日土曜日

都知事選、総選挙について

 既に都知事選挙は11月29日告示、12月16日投票で行われることが
決定していますが、ここ数日で衆議院の解散、総選挙の気運が急速に
高まってきました。恐らく次の3パターンのいずれかで実施されると思われ
ます。
1.11月中の解散、12月16日(都知事選とW)ないし23日の投票
2.12月下旬解散、年明けの1月20日ないし27日の投票
3.1月の通常国会で解散、2月中下旬の投票
今後、衆議院の0増5減案がいつ成立するか等の前提があり、この状況
で上記いずれかの日程が決まると予想されます。

まず、都知事選ですが、現時点で松沢前神奈川県知事と宇都宮前日弁
連会長が名乗りをあげており、自民党など主要政党は対応を検討中と
いう状況です。過去の都知事選はいわゆる 「あと出しジャンケン」 した
知名度のある候補者が有利だったとの経緯もあり、現在出馬を取り沙汰
されている人たちは様子見をしているといった感じです。
しかしながら、本来首長選挙は候補者が自らが目指す政策を打ち出し、
候補者同士の議論を聞いた上で有権者が判断するのが基本であり、
選挙直前に候補者が決まるのは好ましくないと考えます。
また、江東区の議員である私としては、東京五輪招致、築地の豊洲移転
地下鉄8号線の豊洲~住吉の延伸を推進できる都知事の誕生を強く
願っています。私の所属する自民党はまだ対応を検討中ですが、都議会
自民党と強い連帯を保てる候補者を決めて欲しいと思います。

次に、衆院選ですが、特例公債法案成立の目途が立った今、速やかに
衆院の定数是正法案を成立させ、一刻も早く総選挙を実施すべきと考え
ます。現在の国政の状況は、消費税増税法案は可決されたものの、
社会保障制度、TPP参加問題、尖閣・竹島問題等々政権が安定した上
で取り組むべき課題が山積しているからです。
いずれにせよ、区議会第四回定例会も今月28日から始まり、11、12月
とまさに政治と選挙の季節になりそうです。

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