2014年12月15日月曜日

総選挙を終えて

第47回衆議院選挙が終わり、本日未明大勢が判明
しました。
1.総括
 私は、昭和51年、二十一歳の時に初めて衆議院選挙
  の応援に参加して以来、何度も選挙を体験しましたが、
  今回の選挙ほど後味のすっきりしないことはなかったと
  感じました。解散、総選挙の大義のなさについては昨日
  のブログに書かせて頂いた通りです。結果として自公合
  わせて三分の二の議席を維持し、民主は海江田代表が
  落選したものの、議席増。維新は横ばいでしたが、共産
  党は議席倍増。退潮が目立ったのは次世代の党ぐらい
  で、一体どこの政党が勝って、そして負けたのか全く不
  明瞭な結果になったと感じています。
2.江東区(東京15区)の結果について
 〇小選挙区
   柿沢未途 88、507 (小選挙区当選)
   秋元 司 85、714 (比例復活当選)
   
   吉田年男 31,384
   猪野 隆  8,759
 〇比例区
   自民党   71,363
   維新の党  43,417
   共産党   31,012
   公明党   26、938
   民主党   24,217
   次世代    7,908
   生活の党    6,733
  以上ですが、興味深いのは私が支持した秋元さんの
     票は基本的に自民+公明ですが、比例票の合計は
     98,301票です。逆に柿沢さんの支持母体は維新
    +民主であり、この合計が67,634票、さらに次世
    代、生活の票を合わせても82,275票であり、これ
    は自民を支持した人の一部が間違いなく柿沢さんに
    流れている表れと思います。

 3.統一地方選挙に向けて
  今回の選挙戦、私が予想した通り江東区の投票率は
     約56%で、前回より8ポイントも低下しました。言う
     までもなく投票率が低いということは、それだけ民意が
     反映されていないということで、私たち地方議員も危機
     感を持たなければなりません。来年4月には区長、区
     議選が予定されています。私も7回目の審判を仰ぐ立
     場ですが、しっかりと自身の目指す政策を区民にお示
     しをし、活動していきたいと考えております。
  最後に、今回の選挙戦で秋元候補にご支援を頂いた
     皆様に心から感謝申し上げます。  

2014年12月14日日曜日

第47回衆議院議員選挙について

 今月2日から衆議院議員選挙が始まり、昨日13日で
   運動期が終了しました。今回の総選挙は解散から公
   示まで11日間と短く各陣営ともかなり準備不足でス
   タートしたのではないでしょうか?
   私が支援した自民党の秋元司候補も選挙事務所の
   設営を始め苦労されていましたが、事務所のスタッフ
   や地域の後援者の皆さんまた同僚の区議会議員など
   が協力し合い何とか運動を展開してきました。
 今回の選挙で私が感じたこと。まず第一に解散、総選
   挙の意義が分かり難かったことです。これは秋元候補
   の応援に深川不動尊前に来訪した小泉進次郎復興
   大臣政務官も仰ってましたが、街中や大規模住宅での
   遊説の反応が従来の選挙と比べても鈍かったような
   気がします。これは単に自民党への支持が高いか低い
   かといったレベルのものでは無いと感じました。従って
   前回は64%余りで日本全体の平均59%より5ポイント
   ほど高かった江東区(東京15区)の投票率は下がる
   ものと予想しています(反面、期日前投票は4万票を
   超えるものと思われ、前回総選挙の約3万7千票を
   上回ることは確実です)。
   次に、安倍総理は今回「景気回復、この道しかない」
   と経済政策を争点の第一に挙げ、秋元候補を始め、
   恐らく他の自民党の候補者も景気対策を中心に持論
   を展開したと思います。しかし、現実は医療、年金、
   介護といった社会保障制度、原発再稼働などのエネ
   ルギー問題、集団的自衛権の可否等々重要な課題
   があるにも関わらず、これら課題に対する各政党の
   主張がはっきり見えていなかったと考えます。特に
   消費税については、3年前自公民の3党で8%、10
   %へ段階的に上げるとの合意があったわけで、
   10%に引き上げる時期については各党それぞれ
   異なりますが、国の財政状況を考えると増税やむ
   なしとの方向性は一致しているのです。
   今回の選挙で、私は議長という立場もあり公務を
    こなしながら運動を展開してきました。自民党員と
    しても、また地元江東区の様々な課題(2020年
    オリパラの開催、豊洲新市場、地下鉄8号線延伸、
    保育待機児の解消など)解決に責任を持つ一地方
    議員としても私が共鳴する政策はやはり自民党の
    政策であります。有権者の皆様の良識あるご判断
    を期待しています。



2014年10月3日金曜日

決算特別委員会にて平成25年度決算を認定

 今週火曜日(9月30日)から5日間の日程で決算委員会が開催され、本日江東区の一般会計・歳入1,726億円余、歳出1,685億円余の認定案が可決されました。
 私は議長という立場で特別委員会のメンバーではなく、発言の機会はありませんでしたが、各委員から2020年五輪、高齢者、子育て施策、防災対策等を中心に活発な論議が展開されました。
 25年度決算を財政的にみると、人口増や景気回復等の要因から特別区民税が前年度の435.8億円から451.5億円へ、東京都からの補助金である特別区交付金が507.8億円から525.5億円とそれぞれ増収となりました。これにより、区の預金
にあたる基金残高は25年度末、合計で887億円、借金にあたる区債残高は290億円となり、6年後の五輪開催や更なる人口増に向けて財政基盤を確立させたと言えます。
 しかし、今後の消費税増税の行方など不透明な経済情勢も多く、引き続き行財政改革に努めるとともに、各施策の総点検が必要であります。今後、地下鉄8号線の延伸、築地市場の豊洲移転、保育園の待機児解消などの課題解決に向け更なる努力を傾注していく所存です。

2014年8月20日水曜日

23区議長会で厚労省、国交省へ要望活動

 本日、午前9時45分から東京23区の議長会のメン
   バーとして厚生労働省並びに国土交通省へ要望
 活動を行いました。その内容について以下ご報告
 致します。

1.厚労省(要望先:三浦老健局長)
  都市部における保育園の待機児童解消に向けた
  子育て支援対策などに関し要望。特に特別区に
  おいては保育所の建設を進めるにあたり土地確
  保の問題は深刻であり、国有地の貸付や売却に
  あたっては区の財政負担を軽減するなどの支援
  策を要請しました。
  また、江東区が提案した「予防接種制度の充実、
  情報提供等の更なる推進及び費用負担の見直し
  を求める要望」について、予防接種基本計画の
  着実な推進、定期接種ワクチンの追加をより一
  層進めるなど、ワクチン・ギャップの解消を推進し
  ワクチンの有効性・安全性についての十分な検
  証とわかりやすい情報提供を行なうことによって
  不安なく予防接種を受けられる環境を整備する
  ことなどを求めました。

2.国交省(要望先:太田大臣)
  お忙しいなか、太田大臣に対応して頂きました。
  5点の要望事項を提示しましたが、特に「2020
  年東京五輪に向けた環境整備及び地域における
  取組への支援に関する要望」では、私から「豊洲
  ~住吉間の地下鉄8号線の延伸問題は単に五輪
  開催のみならず、来年にも予定されている築地市
  場の豊洲移転に密接な関連が ある。一日も早く
  着工の目途が立つよう国交省としても協力して
  頂きたい」と要請しました。太田大臣は地元が東
  京の北区ということもあり、この問題について理解
  が深く、23区北東部のみならず千葉や埼玉からの
  アクセスという点からもこの延伸の実現は重要。
  一昨日も山﨑 江東区長はじめ4区市長から8・11
  号線延伸の要望を頂いたので、今後とも努力した
  い旨のお話を頂きました。
   8号線の延伸問題については、事業主体の在り
  方、財政負担問題等今後解決すべき課題もありま
  すが、上記にもあるように、来年の豊洲新市場の
  開設や2020年五輪開催にとって必要不可欠な
  交通手段であることを訴え、今後とも機会あるごと
  に要望を続けていきたいと思います。
  

2014年7月28日月曜日

青年会議所(JC)主催による五輪競技会場予定地視察

先週土曜日(7月26日)、JC江東区委員会の主催に
よる2020年夏のオリンピック・パラリンピック(以下
東京五輪)の競技会場予定地の視察会が行なわ
れ、私も参加させて頂きました。
 今年の春ごろからJCの関口委員長、勝田実行委員
長からご相談を受けてコース等を協議し、区役所の3
名の担当課長のご協力も頂いて実現しました。
 当日のコースは、区役所➡辰巳地区(競泳会場など)
➡東京ビックサイト(メインプレスセンターなど)➡中央
防波堤(自転車・カヌーなど)➡ゲートブリッジ➡若洲
(セーリングなど)➡夢の島(馬術・アーチェリーなど)
➡有明地区(体操・バレーボールなど)➡武蔵野大学
(最終ミーティング)
 参加者はJCの現役、OBの皆さんを中心に70名ほど
で炎天下のもと精力的に視察を行ない、武蔵野大学で
のミーティングでは、バトミントン男子ダブルスで北京五
輪に出場し、現在日本ユニシス㈱のバトミントン部監督
である坂本修一さんを講師としてお迎えし、ご自身の体
験談などを基に今回の東京五輪への思い等を語って
頂きました。その後、現役の武蔵野大学の学生の皆さ
んも加わって活発なミーティングが行なわれました。
その際に出された主な意見としては…

1)パラリンピックはオリンピックの前に開催されるべき
2)実際の五輪開催では暑さ対策(大会期間中は最も
  暑い季節と重なる)、選手や観客を運ぶ交通対策
  (鉄道、道路網など)が重要
3)大会後も見据えた競技会場の整備(常設と仮設、見
  直し問題)
4)他国に比べて劣るオリンピアンの育成体制の充実が
  肝要
5)障がい者、高齢者、外国人の来訪を考慮したユニバ
  ーサルデザインの徹底
  などが挙げられました。

今回、皆さんから頂いたご意見は当日参加した同僚議
員(高村直樹区議会公明党幹事長、板津道也議員、
甚野ゆずる議員)と共に今後議会における五輪対策の
議論に充分反映していきたいと考えております。
最後に今回の視察に多大なご協力を頂いた、江東区の
長尾潔企画課長、福田陽代港湾臨海部対策担当課長、
天野清和まちづくり推進課長並びに武蔵野大学の関係
者の皆様に心から感謝申し上げます。

2014年7月1日火曜日

2020年五輪関連のイベント及び北砂の不燃化特区制度について

1.2020年五輪に向け区民の皆様の声を聞く会につい
  て
 
「聞かせて!あなたのオリンピック、パラリンピック」と
題して下記の日程で区民の皆様から様々なアイデアや
ご意見、ご要望を聞く会が開催されることになりました。
7月24日(木) スポーツ会館(北砂1-2-9)
9月4日(木) 深川スポーツセンター(越中島1-2-18)
9月9日(火) 亀戸スポーツセンター(亀戸8-22-1)
10月24日(金) 有明スポーツセンター(有明2-3-5)
いずれも会場での受付開始が18時30分、受付終了が
19時30分となっています。
当日は、区長及び区の幹部職員と区議会議員がいくつ
かのグループに分かれて直接皆様のご意見等を聞くこ
とになります。詳細につきましては今後の区報に掲載
されますが、皆様方の積極的なご参加をお待ちしており
ます。

2.7月1日より北砂3~5丁目地区不燃化特区制度が
  スタート

本日から砂町銀座商店街中央交差点脇(北砂4-24-3)
の建物2階に「不燃化相談ステーション」が開設され、
今後北砂3・5丁目の一部と北砂4丁目の全域が指定
された不燃化特区について、相談員が常駐して対象
区域内の皆様の建て替え等のご相談に応じることに
なりました。
当地域は木造住宅等が密集し、災害時には火災の
危険性が極めて高いところから、都の制度を活用して
不燃化特区事業の周知徹底や、建て替えを促進する
ため訪問員(区発行の身分証明書を携帯しています)
による戸別訪問も実施します。
また、建て替え費用として最大300万円が助成(老朽
建築物除去費用としては最大210万円の助成)される
他、固定資産税や都市計画税が最長5年間減免され
るなどの優遇措置もあります。
詳しくは6月11日発行のこうとう区報に掲載されてい
ますが、当該地域で木造住宅等古い建物にお住いの
皆様はこの機会に是非検討されることをお勧めします。

2014年5月24日土曜日

第63代区議会議長に就任

  昨日、江東区議会臨時本会議が開催され、同僚議員推挙を得て私自身三度目の区議会議長に就任しました。日頃から私の政治活動にご理解とご協力を頂いている
皆様に心から御礼申し上げます。
   江東区は現在、人口が49万人に達し50万都市の仲間入りを果たすのも時間の問題とされています。加えて2020年夏季五輪の東京開催が決まり、今後様々な行政課題が増えていくことは確実な状況です。
  一方、本区の長期計画の前期5か年が今年度で終了し、平成27~31年度の計画が今年度中に策定されます。超少子高齢社会に対応した福祉施策、保育園待機児の解消を始めとする子育て施策、江東学びスタンダートを中心とした教育分野の施策、五輪開催や環境に最大限配慮したまちづくり、防災都市江東の実現に向けた施策等々、区民の皆様に最も身近な自治体としてしっかりとした計画を示す必要があると考えます。
  私はこれまでの経験を活かして、議長として円満な議会運営をめざすとともに積極的に行政に対する様々な提言をしていく所存です。今後とも皆様方のご意見、ご要望を賜りますようお願い申し上げます。

2014年4月19日土曜日

区政報告会を開催

   4月17日、西大島の区民センターで私の区政報告会を
開催させて頂きました。当日は500名近い皆様にご出席
賜り、ご来賓として山﨑孝明江東区長、秋元司衆議院議
員、山﨑一輝都議会議員をお迎えしました。お忙しい中、
足を運んで頂きました皆様に心から感謝申し上げます。
   鈴木圭二大島中央町会々長の開会のご挨拶の後、主
催者を代表して江口博之後援会々長(大島3丁目町会長)
から御礼のご挨拶、ご来賓の先生方、松土英男江東区
町会連合会々長のご祝辞が続き、私から2020年東京
五輪、人口増に伴う行政需要の拡大、東日本大震災の
教訓を生かした江東区の防災対策、地元の大島3丁目
市街地再開発事業、来年の統一地方選挙などのお話を
させて頂きました。その後、渡辺恵司大島2丁目町会長の
ご発声で乾杯、抽選会と続き、最後は森本善三江東区
環境衛生協会々長に中締めをお願いしてお開きとなりま
した。
   会場では、ご出席の皆様から様々なご意見、ご要望を
頂きましたが、その一つひとつが今後の私の政治活動に
指針を与えて頂く大変貴重なものでありました。今後とも
区政の各般にわたりご意見を頂ければ幸いです。
   ご出席賜りました皆様に重ねて御礼申し上げます。

2014年2月27日木曜日

平成26年度予算委員会で総括質問

 昨日から江東区議会では来年度の予算審査特別委員会が
始まりましたが、私は自民党を代表して総括質問を行いました。
その要旨を以下ご報告させて頂きます。

1.区の財政運営について
Q:区の長期計画前期(H22~H26)の財政運営の
     評価は。
A:主な財源である区民税と特別区交付金が順調で、
     また基金と起債を有効に活用した結果、増大する
     行政需要や新規事業にも十分対応できた。ただ、
  経常収支比率が84と高く、適正水準とされる80
  以下に抑えることが課題。

  
Q:26年度予算の主な新事業は豊洲のシビックセン
  ター建設に79億円、豊洲西小学校建設に35
  億円、保育所整備に16億円等があるが、基金、
  区債、一般財源のバランスをどう考えたのか。
A:まず国や都の補助金、発行可能な区債を計算、
  残りを基金と一般財源に振り当てた。

Q:後年度負担を考え、区債の発行を抑制することも
  肝要だが、豊洲の施設は新住民の利用が多いこと
  からもより区債の活用を考慮すべきではないか。
  また、今後法人税の一部国税化や消費税率のアッ
  プの問題があり、特別区交付金の変動要素が多い
  と予想されるので注視すべき(意見)。

2.区の最重要課題について
Q:2020年東京五輪関連で予想される本区の施策は
  何か?また地下鉄8号線の延伸実現のためには東
  陽町駅の改修や駅前開発が重要だが、区の見解は。
A:インフラ整備等が課題だが、具体的には今後都と十
  分協議する。東陽町駅は乗降口を増やす工事も予
  定され更に都やメトロに働きかけていきたい。

Q:豊洲新市場の千客万来施設の事業者が決定したが、
  提案内容をどう受け止めているのか。また区のグリ
  ーン・エコアイランド構想との整合性は。
A:区長意見を始め区の意向を十分組み入れ、またエコ
  構想とも整合性のある提案内容と受け止めている。

Q:新市場や周辺施設が平成28年前後に一斉に稼働を
  始めると車両の渋滞問題が深刻になると予想される
  ので都にその対応を求めるべき(意見)。

3.区のアウトソーシングの基本方針と職員の採用について
Q:この10年間で区の職員数は543人減となっており
  定員適正化が順調に推移している。減は主に保育士
  と給食調理などの現業系が多いが今後の方針は。
A:区のアウトソーシング基本方針に基づき今後とも
  対応する。一般職については、行政需要の拡大に
  伴い適正に採用し、現業系の退職不補充の方向性
  を基本的には堅持するが、現場の状況によって
  弾力的に考える。

Q:必要な部署には適正に職員を配置し、民間委託や
  公社等との役割分担を明確にすべき。また 技術職
  のスキルアップの必要性を求める声が建設業界等
  にあり対応すべき(意見)。

以上ですが、更なる人口増が予想され、また2020年五
輪が予定されている本区は今後益々行政需要や課題が
増えると考えています。皆様方のご意見やご要望をぜひ
お寄せ下さい。
 


2014年2月21日金曜日

平成26年第一回定例会で一般質問

 私は昨日開かれた区議会定例会で一般質問を致しました。
質問及び答弁の要旨を下記ご報告させて頂きます。

1.長期計画前期に対する現時点での評価と後期計画の
  基本的な考え方について 
Q:平成22年に策定された本区の長期計画(H22~
  H31)の前期期間が26年度で終わるが現時点で
  の評価は?
A:豊洲新病院の開設など概ね順調に進捗しているが、
  CO2削減などの低炭素社会への転換や商店街施策等
  一部の施策は目標レベルに届いていない。保育所や
  小学校の整備などは後期計画へ課題を残している。

Q:前期途中に発生した東日本大震災の教訓から防災対策
  に力を入れたことは評価するも「共助」の基盤となる
  災害協力隊の強化が大きな課題。対策は?
A:若年世代の参加促進を図っていきたい。
Q:後期計画に関する基本的な考え方は?
A:五輪開催や人口増等で財政規模は拡大。基金と区
  債の有効活用を図り積極的に対応したい。

2.本区の集合住宅対策について
Q:26年度にマンション実態調査を行うが、アンケート
  回収率を高め築年数の経過した物件の調査が肝要
  では?
A:回答無き場合の文書督促を行い、古いマンションは
  重点的に調査する。

Q:古いマンションの問題事例はあるか?
A:事例は把握していないが、調査結果を基に対応策を
  検討したい。

Q:平成14年に復活した一戸当たり125万円の公共施
  設整備協力金は継続の方向か?南部地区の協力金
  の見直しは?
A:当面は継続する。金額の見直しは慎重に検討すべき。

3.本区のスポーツ施策について
Q:来春に制定するスポーツ推進計画の基本方針は?
A:2020年の五輪を念頭に障がい者や高齢者施設との
  連携も図りながら策定する。

Q:2020年五輪の際の練習会場に予想される区内運動
  施設の考え方は?
A:一流アスリートとの交流等期待できるが、区民の利用
  期間の制限への対応など都と十分協議・調整を図り
  たい。

Q:区と健康スポーツ公社との役割分担は?また高齢者
  や女性に人気の登山講習を再開しては?
A:効率的、効果的な施策展開をめざし推進計画において
  整理していく。登山講習の再開は利用者の要望を踏ま
  え検討する。

以上ですが、詳細については区議会のHP上でインター
ネット中継の編集版もまもなくアップされますので是非ご
覧下さい。

2014年1月25日土曜日

東京都知事選挙始まる

一昨日から都知事選がスタートしました。主な立候補者は次の通りです(敬称略、全て無所属新人)。
宇都宮健児 67 元日連会長 (共・社推薦)
ドクター中松 85 発明家
田母神俊雄 65 元航空幕僚長
舛添要一 65 元厚生労働相
細川護熙 76 元首相
家入一真 35 ネット会社役員
前知事の金銭授受問題に端を発した辞任を受けスタートした選挙ですが、有権者が一千万人を超す大型の選挙です。私が所属する自民党都連は、舛添候補を支持する決定をし、私にとっては平成11年以来、久しぶりに本格的に応援する候補者のいる選挙となりました。早速昨日午前10時に舛添候補が江東区役所で第一声を行い、その後一緒に区内を遊説しました。
傍で候補者の訴えを聞く限り、2020年東京五輪の成功、首都直下型地震への対応、厚労大臣やご自身の介護を経験した福祉の充実など他の候補者と比べて極めて現実的な政策に共感を覚えています。一部有力紙には原発の問題を第一義的な争点と書いてありますが、この問題は基本的には国の責任で解決すべきものであると考えます。今月30日の木曜日、20時から東陽町のホテルイースト21で舛添候補の個人演説会を開催しますので、ぜひご出席頂き、候補者の訴えを聞いて欲しいと思います。
 

2014年1月4日土曜日

平成26年の新春を迎えて

皆様、あけましておめでとうございます。
今年の東京の三が日は穏やかなお天気で初詣など外出された方も多かったのではないでしょうか?昨年一年の世相を表す漢字は「輪」で、2020年の東京五輪が決定したことが最大のニュースだったと思います。その東京の猪瀬知事が五千万円を授受していた問題で辞任し、今月23日告示、2月9日投票で都知事選が行われることになりました。既に前回都知事選にも出馬した弁護士の宇都宮健児氏が出馬表明をされましたが、自民党は年内に推薦候補者を決定できませんでした。
 私が党の関係者から聞いた話では、自民党の推薦候補者の条件として①東国原氏など予想される知名度の高い候補者に勝てること②現職の国会議員ではないこと③五輪開催都市の顔にふさわしい人で出来れば女性候補者ということだそうです。
しかし、この三つの条件にあてはまる方を見つけ出すことは難しく自民党の推薦候補者選びが難航している原因です。
 過去の都知事選を振り返ってみると、平成7年の青島幸男氏、平成11年の石原慎太郎氏といわゆる「後出しじゃんけん」で出馬した方が当選しました。本来、選挙は候補者が有権者に対してきちんと政策を示しさらにある程度の周知期間を設けて争われるべきと思いますが、一千万人以上に及ぶ首都東京の有権者の支持を得るためにはある程度知名度の高い人を選ばざるを得ないのも事実です。
 今年は東京では国政選挙を始め大きな選挙はないとされていましたが、まさに急展開の様相です。いずれにせよ自民党として一日も早く推薦候補を決定し選挙に備えるべきと考えます。