昨日、東京都議会議員選挙が告示され、9日間にわたる選挙戦がスタートしました。江東区は定数4で次の9人の方が立候補しました(届け出順・かっこ内は年齢・丸数字は当選回数)。
白戸 太朗(50)都民新
高橋 めぐみ(48)自民新
細田 勇(56)公明新・都民推薦
山﨑 一輝(44)自民現②
柿沢 幸絵(47)無現③・都民推薦
大沢 昇(52)民進前③
古賀 美子(48)無新
畔上 三和子(61)共産現②
表 奈就子(33)幸福新
以前にも書きましたが、私の所属する自民党は現職の山﨑氏と新人で元区議の高橋氏を公認しました。今回の都議選は、昨年夏の小池都知事就任後初の選挙で、自民党が都議会第1党を保てるか、また小池知事が率いる都民ファーストや選挙協力する公明党などの知事の支持勢力が過半数を得るのかが焦点で、今後の安倍首相の政権運営にも影響のある選挙と見られています。
二人の候補者の擁立を決めた自民党区議団は、昨年のうちから協議を続け、私は山﨑候補の選挙責任者として選挙戦を進める立場になりました。高橋候補もこの十年間自民党の区議として共に活動してきた仲間ですが、14人の区議団が団結して二名当選を目指しています。また公明の細田候補や共産の畔上候補もかつて同じ区議を務めた候補者で、私にとっても大変身近な選挙となっています。
昨日は高橋、山﨑両候補の出陣式に出席しましたが、今日は午後3時から地元の大島中の橋商店街を山﨑候補、丸川珠代五輪担当大臣とともに徒歩遊説する予定です。また来週木曜日の29日には午後7時から大島2丁目の第一大島小学校で私が主催する山﨑候補の個人演説会を開催致しますので、是非ご参加頂きますようお願い申し上げます。
2017年6月24日土曜日
2017年6月23日金曜日
中央防波堤の帰属問題で都に調停を申請
既にテレビ、新聞等で報道されていますが、6月22日午前10時より東京都庁に江東・大田両区の区長、議長が集まり、東京湾の埋め立て地である「中央防波堤」の帰属を巡る最終協議が行われ、私も参加致しました。昨年の両区の区長によるトップ会談で、この問題については2020年オリンピック、パラリンピック東京大会までに結論を出すことが確認されており、これまでに部長級レベルの折衝が9回行われてきました。四者会談では、これまでのお互いの主張を確認し合うとともに、これ以上の協議で自主的に結論を出すことは困難と判断。都に地方自治法に基づく自治紛争調停を申請することで一致しました。協議には都幹部も同席し、今後両区の議会での議決を経て、7月にも正式に調停を申請する予定です。
江東区の地先でこれまで都内23区から排出されるごみのほとんどを受け入れてきており、夢の島、若洲、13号地(現在の青海、台場など)などがごみの埋め立てで造成されてきました。この間、生ごみそのものを受け入れた時代もあり、江東区民は永い間、清掃車がもたらす悪臭やハエ、騒音などに耐えてきました。この延長上に中央防波堤があり、2002年に大田区城南島から中防埋立地に繋がる東京臨海トンネルが開通するまでは、全てのごみ(生ごみや焼却灰)が江東区を通って中防の内側及び外側に埋め立てられてきたのです。我々が帰属を主張している根拠はまずこの点にあります。これに対し、大田区はかって海苔の養殖を当地で行っており、ごみの埋め立てのため漁業権を放棄したことを帰属の主な理由としています。
ご承知でない方も多いと思いますが、中央防波堤の内側は既に埋め立てが完了しており、破砕ごみや粗大ごみの処理施設、PCB廃棄物処理施設、灰溶融施設などが建設され稼働しております。これらの施設の安全性等を協議する場はこれまで東京都と江東区の間で行われてきました。私も過去3度、区議会の清掃港湾委員長を務めましたが、PCB安全委員会の会議等に何度も出席しており、実質江東区が地元区として関与してきたことは明白であります。
また、この中防埋立地へは本区の青海から第二航路トンネルで、また2012年に開通したゲートブリッジにより江東区若洲から、また2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会までには江東区の有明からトンネルが開通する運びとなっており、五輪以降は江東区からは3本の橋とトンネルで結ばれることになります(大田区側からは上述した臨海トンネルのみ)。
マスコミの報道の通り、来月6日の江東区議会第二回定例会の最終本会議において、この東京都への調停を議決したいと考えております(大田区は6月中にも議決の予定)。
その後は東京都の調停委員による協議が始まると思われ、概ね3ヶ月後に調停案が示されると聞いております。
私たち江東区議会としては、都の合理的な調停を静かに待ちたいと考えます。
江東区の地先でこれまで都内23区から排出されるごみのほとんどを受け入れてきており、夢の島、若洲、13号地(現在の青海、台場など)などがごみの埋め立てで造成されてきました。この間、生ごみそのものを受け入れた時代もあり、江東区民は永い間、清掃車がもたらす悪臭やハエ、騒音などに耐えてきました。この延長上に中央防波堤があり、2002年に大田区城南島から中防埋立地に繋がる東京臨海トンネルが開通するまでは、全てのごみ(生ごみや焼却灰)が江東区を通って中防の内側及び外側に埋め立てられてきたのです。我々が帰属を主張している根拠はまずこの点にあります。これに対し、大田区はかって海苔の養殖を当地で行っており、ごみの埋め立てのため漁業権を放棄したことを帰属の主な理由としています。
ご承知でない方も多いと思いますが、中央防波堤の内側は既に埋め立てが完了しており、破砕ごみや粗大ごみの処理施設、PCB廃棄物処理施設、灰溶融施設などが建設され稼働しております。これらの施設の安全性等を協議する場はこれまで東京都と江東区の間で行われてきました。私も過去3度、区議会の清掃港湾委員長を務めましたが、PCB安全委員会の会議等に何度も出席しており、実質江東区が地元区として関与してきたことは明白であります。
また、この中防埋立地へは本区の青海から第二航路トンネルで、また2012年に開通したゲートブリッジにより江東区若洲から、また2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会までには江東区の有明からトンネルが開通する運びとなっており、五輪以降は江東区からは3本の橋とトンネルで結ばれることになります(大田区側からは上述した臨海トンネルのみ)。
マスコミの報道の通り、来月6日の江東区議会第二回定例会の最終本会議において、この東京都への調停を議決したいと考えております(大田区は6月中にも議決の予定)。
その後は東京都の調停委員による協議が始まると思われ、概ね3ヶ月後に調停案が示されると聞いております。
私たち江東区議会としては、都の合理的な調停を静かに待ちたいと考えます。
2017年6月21日水曜日
中央防波堤の帰属問題で明日四者協議
急なお知らせですが、明日6月22日午前10時から東京都庁に江東区、大田区の区長、議長の四者が集まり、長年の懸案事項であった江東区青海地先の中央防波堤埋立地の帰属問題に関する最終協議が行われることが決定致しました。
昨年の両区長によるトップ会談以降、事務方で協議を進めて参りましたが、双方の主張に歩み寄りがなかったため、最終協議がもたれることになったのです。この席で合意に至らなければ、自治間紛争調停を東京都に委ねざるを得ず、私も議長として相当の決意をもってこの協議に臨む覚悟でおります。この協議の模様はNHKを始めマスコミを通じて皆様のもとにも届くと思いますので、是非注目して頂きたいと思います。都議選を前に、本区の豊洲市場の問題も報道されておりますが、この帰属問題も本区の最重要課題の一つと認識しています。結果につきましてはこのブログ上でご報告する所存です。
昨年の両区長によるトップ会談以降、事務方で協議を進めて参りましたが、双方の主張に歩み寄りがなかったため、最終協議がもたれることになったのです。この席で合意に至らなければ、自治間紛争調停を東京都に委ねざるを得ず、私も議長として相当の決意をもってこの協議に臨む覚悟でおります。この協議の模様はNHKを始めマスコミを通じて皆様のもとにも届くと思いますので、是非注目して頂きたいと思います。都議選を前に、本区の豊洲市場の問題も報道されておりますが、この帰属問題も本区の最重要課題の一つと認識しています。結果につきましてはこのブログ上でご報告する所存です。
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