第47回衆議院選挙が終わり、本日未明大勢が判明
しました。
1.総括
私は、昭和51年、二十一歳の時に初めて衆議院選挙
の応援に参加して以来、何度も選挙を体験しましたが、
今回の選挙ほど後味のすっきりしないことはなかったと
感じました。解散、総選挙の大義のなさについては昨日
のブログに書かせて頂いた通りです。結果として自公合
わせて三分の二の議席を維持し、民主は海江田代表が
落選したものの、議席増。維新は横ばいでしたが、共産
党は議席倍増。退潮が目立ったのは次世代の党ぐらい
で、一体どこの政党が勝って、そして負けたのか全く不
明瞭な結果になったと感じています。
2.江東区(東京15区)の結果について
〇小選挙区
柿沢未途 88、507 (小選挙区当選)
秋元 司 85、714 (比例復活当選)
吉田年男 31,384
猪野 隆 8,759
〇比例区
自民党 71,363
維新の党 43,417
共産党 31,012
公明党 26、938
民主党 24,217
次世代 7,908
生活の党 6,733
以上ですが、興味深いのは私が支持した秋元さんの
票は基本的に自民+公明ですが、比例票の合計は
98,301票です。逆に柿沢さんの支持母体は維新
+民主であり、この合計が67,634票、さらに次世
代、生活の票を合わせても82,275票であり、これ
は自民を支持した人の一部が間違いなく柿沢さんに
流れている表れと思います。
3.統一地方選挙に向けて
今回の選挙戦、私が予想した通り江東区の投票率は
約56%で、前回より8ポイントも低下しました。言う
までもなく投票率が低いということは、それだけ民意が
反映されていないということで、私たち地方議員も危機
感を持たなければなりません。来年4月には区長、区
議選が予定されています。私も7回目の審判を仰ぐ立
場ですが、しっかりと自身の目指す政策を区民にお示
しをし、活動していきたいと考えております。
最後に、今回の選挙戦で秋元候補にご支援を頂いた
皆様に心から感謝申し上げます。
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