今月2日から衆議院議員選挙が始まり、昨日13日で
運動期が終了しました。今回の総選挙は解散から公
示まで11日間と短く各陣営ともかなり準備不足でス
タートしたのではないでしょうか?
私が支援した自民党の秋元司候補も選挙事務所の
設営を始め苦労されていましたが、事務所のスタッフ
や地域の後援者の皆さんまた同僚の区議会議員など
が協力し合い何とか運動を展開してきました。
今回の選挙で私が感じたこと。まず第一に解散、総選
挙の意義が分かり難かったことです。これは秋元候補
の応援に深川不動尊前に来訪した小泉進次郎復興
大臣政務官も仰ってましたが、街中や大規模住宅での
遊説の反応が従来の選挙と比べても鈍かったような
気がします。これは単に自民党への支持が高いか低い
かといったレベルのものでは無いと感じました。従って
前回は64%余りで日本全体の平均59%より5ポイント
ほど高かった江東区(東京15区)の投票率は下がる
ものと予想しています(反面、期日前投票は4万票を
超えるものと思われ、前回総選挙の約3万7千票を
上回ることは確実です)。
次に、安倍総理は今回「景気回復、この道しかない」
と経済政策を争点の第一に挙げ、秋元候補を始め、
恐らく他の自民党の候補者も景気対策を中心に持論
を展開したと思います。しかし、現実は医療、年金、
介護といった社会保障制度、原発再稼働などのエネ
ルギー問題、集団的自衛権の可否等々重要な課題
があるにも関わらず、これら課題に対する各政党の
主張がはっきり見えていなかったと考えます。特に
消費税については、3年前自公民の3党で8%、10
%へ段階的に上げるとの合意があったわけで、
10%に引き上げる時期については各党それぞれ
異なりますが、国の財政状況を考えると増税やむ
なしとの方向性は一致しているのです。
今回の選挙で、私は議長という立場もあり公務を
こなしながら運動を展開してきました。自民党員と
しても、また地元江東区の様々な課題(2020年
オリパラの開催、豊洲新市場、地下鉄8号線延伸、
保育待機児の解消など)解決に責任を持つ一地方
議員としても私が共鳴する政策はやはり自民党の
政策であります。有権者の皆様の良識あるご判断
を期待しています。
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