2016年7月15日金曜日

東京都知事選挙始まる

 昨日東京都知事選挙が告示され、17日間にわたる選挙戦がスタートしました。21人の方が立候補されましたが、私は増田寛也氏を支援したいと思います。私の所属する自由民主党が推薦していることも一つの理由ですが、これまでの各候補者の出馬までの経緯、そして何よりも候補者が表明している政策について一番共感できるものを示しているのが増田候補だからです。
 増田候補は昨日の第一声で、「都政の混乱に終止符を打たなければなりません」と切り出し、いま東京都が抱えている子育てや高齢者対策、首都直下型地震への対応や2020年東京五輪、パラリンピック後の首都像などについて持論を示されていました。江東区の現状を考えても増田氏に都政を託すことが最良の選択肢と考えています。
 今から17年前の都知事選、主要5政党から推薦された候補を青島幸男氏が破って当選して以来、ともすれば知名度のある候補者が有利な選挙戦が展開されてきました。今回の選挙は前の二人の知事が「政治と金」をめぐる問題で任期途中で辞職した流れの中で行われる選挙ですが、これからの選挙期間中にじっくりと政策論争を進めて欲しいと思います。
 さて、今回の都知事選は直前に行われた参院選の後、僅か4日後に告示されるという過去に例のない選挙となりました。この参院選の結果が今回の都知事選の行方を占う材料となると考えますので少し分析してみたいと思います。各主要政党の都知事選への対応をみると、政権与党の自民、公明は増田候補支持、野党の民進、共産、社民、生活は鳥越候補支持と明確になっています。今月10日投開票の参院選での都内の比例区の得票は、自公で約284万票、一方、野党4党の合計は約248万票でした。しかし、ご承知のように自民党所属だった小池氏が立候補したことによって自民は分裂選挙となるため、結果的に野党統一候補となった鳥越氏が数字上は極めて有利だと言えるでしょう。今後選挙戦が展開され、各候補の主張がより鮮明になってくると都民の評価の傾向も明らかになってくると思われますが、現時点での鳥越氏有利は動かしがたい事実です。この状況をしっかりと受け止め、真摯に増田候補を支援してきたいと思います。尚、既に増田候補の江東区内での演説会が下記の通り内定しておりますのでご報告致します。どうか多くの皆様のご来場をお待ちしております。
日時:7月25日(月)18:00~
場所:ホテルイースト21東京1階ホール
    江東区東陽6-3-3

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