2013年6月24日月曜日

自民全員当選、都議選終わる

 昨日投開票のあった都議会議員選挙は自公圧勝、民主惨敗、共産躍進の結果となりました。江東区では山﨑一輝氏がトップで2回目の当選を果たしました。ご支援頂いた皆様に心から感謝申し上げます。

江東区都議選開票結果(選管確定)
山崎 一輝(自現) 53,676票 当選
木内 良明(公現) 30,262票 当選
野上 幸絵(み現) 28,267票 当選
畔上三和子(共現) 25,918票 当選
川北 直人(維新) 20,273票 次点
大沢 昇 (民現) 18,295票

9日間の戦いで、私も候補者と一緒に街頭や駅頭で遊説を行いましたが、4年前の都議選と比べて極めて反応が良く、ある程度予測できた結果となりました。逆に川北、大沢両氏は若いしかも実績のある候補者ですが、いわゆる無党派層を掴みきれなかったことが敗因と思われます。野上氏は練馬区からのお国替えの候補者で、約一か月前に出馬が決定し知名度不足が懸念されていましたが、柿沢未途代議士の妻ということが選挙戦を通じて浸透し、3位当選を勝ち取りました。畔上氏は、私も議論を交えた一期先輩の区議でしたが、反自民・反体制の受け皿として評価されたものと考えます。
以前にもお話ししたように、いま江東区は都政と密接に関係のある築地の豊洲移転、地下鉄8号線の延伸、2020年五輪招致、防災対策などの課題が山積しています。山﨑都議始め4人の皆さんの今後の活躍に期待したいと思います。また、自民好調の流れを来月行われる参議院選挙にも繋げ、武見、丸川両候補の勝利に結びつけていきたいと考えておりますので、皆様の引き続いてのご理解とご支援を宜しくお願い申し上げます。

2013年6月13日木曜日

平成25年第2回定例会で一般質問

 昨日開かれた本会議で、本区の保育行政及び観光行政について一般質問を行ないました。要旨は以下の通りです。

1.本区の保育行政について(山﨑区長答弁)
Q:本区の今年4月の待機児童数は過去最多の416人となったが、この要因は?
A:予想以上に保育需要が高まったこと、施設整備のための土地不足及び横浜市の大量の保育園建設で保育士不足の状態となった等が主な要因。

Q:待機児童の定義が各自治体でバラバラ。若い保護者の居住地の選択という観点から、少なくとも23区で統一すべき。
A:区長会等で提案していく。

Q:待機児童解消のための施策に係る基本的な方針は?
A:これまで認可に比べ設置基準が緩い認証保育所を中心に整備してきたが、これまで以上に、私立の認可保育所の整備を積極的に行ないたい。

Q:現在、区が調査研究している「保育送迎ステーション」について、開設時期のメドは?
A:様々な課題があるが、来年度の早い段階での開設を目指したい。

Q:都独自の設置基準をもとに設立する認証保育所について、保護者と事業者の直接契約のため、保育難易度の高い子どもの優先性がない。事業者への指導をもっと徹底しては?
A:認証にも一定の補助金を出していることもあり、今後待機児童解消に向けて入所方法の検討を周知していく。

Q:2015年度から新たな子育て制度が始まるが、今後の区の基本的な方針は?
A:「江東区子ども・子育て会議」を設置して、国の方針が明確になり次第、保育ニーズの調査に着手、新しい制度の枠組みを見据えながら、適切な整備計画を策定したい。

2.本区の観光行政について(地域振興部長答弁)
Q:三月に開業した川の駅、亀戸梅屋敷、水陸両用バスの状況は?
A:二つの施設は順調に運営されており、水陸両用バスの乗車率は70%と好調である。

Q:荒川ロックゲート通過の対応策や更なる(バスが河川等に出入りする)スロープの建設を事業者とも検討すべき。
A:より多くの方に利用してもらうために、事業者がロックゲートを活用した航路をさらに検討中。区としても乗船場の一般開放等、舟運観光の促進に努めていきたい。東京都は豊洲と臨海部でスロープ整備の調査設計を行なうと聞いている。

Q:江東区観光協会の運営方針は?
A:従来からある亀戸・深川両観光協会の活動支援、全区的・統一的な観光事業を行ない、臨海副都心やゲートブリッジ周辺の湾岸地区など他地域での展開も図りたい。

以上、長くなりましたが保育も観光も区の重要課題であります。今後とも様々な場面で提言して参りますが、是非皆様のご意見もお寄せ下さい。

 
   
   


2013年6月10日月曜日

東京都議会議員選挙14日スタート

 今年最初の政治決戦、都議会議員選挙が今月14日に告示され
9日間の選挙戦がスタートします。現時点で以下の方々の立候補
が予定されています(敬称略)。

 大沢 昇(民主現)
 山﨑 一輝(自民現)
 木内 良明(公明現)
 畔上 三和子(共産現)
 野上 幸絵(みんな現)
 川北 直人(維新新)

定数は4名で、現職が5名ですが、これはみんなの野上さんは
これまで練馬区選出の都議会議員を務めてた関係です。私たち
自民党は、山﨑さん1名の公認ですが、実は先週までもう一人
擁立する動きがありました。これは参議院選にも出馬を取沙汰
された芸能人の方でしたが最終的に断念されたと聞いております。
いま江東区は、築地の豊洲移転、地下鉄8号線の豊洲~住吉の
延伸、2020年の五輪招致など都政に関する課題が山積しており、
私たち自民党もしっかりと代表を送り込まなければいけないと強く
感じています。
これから23日の投票日までしっかりと山﨑候補を応援していきた
いと考えておりますので、皆様のご支援を宜しくお願い致します。

 

2013年2月28日木曜日

平成25年度予算委員会で総括質問

 昨日から江東区議会で平成25年度の予算委員会が始まり、私は
トップバッターで総括質問を行ないました。要旨は以下の通りです。

1.本区の財政運営と長期計画について
 
 ☆本区の25年度予算は、一般会計で前年当初比2.2%増の約
  1650億円。最大の特徴であり、また評価すべき点は当初予定
  していた区債発行を約50億円抑えられたことにある。これは24
  年度の最終補正で区民税14億、特別区交付金50億が増収になった
  ことが要因として大きい。この傾向は25年度も続くと見て良いか。
(答弁・一部区長答弁)
  単年度で見ればこの傾向は続くが、中長期的には経済変動により
  変わると考える。また、25,26年度で豊洲の新病院やシビック・
  センター、豊洲西小の建設が竣工しても26年度末に基金がまだ
  区債残高を94億程上回る見込み。

 ☆平成27~31年度の後期計画はいつ議会に示すのか。
(答弁)
  平成26年度後半に予定している。

 ☆なるべく早めに提示するよう要望する。その後期計画では、①公共
  施設の新築、改築②生活保護費③保育費④介護給付費の伸びを
  どのくらいと見ているのか。
(答弁)②④は2~3%の伸び、③は需要増でそれ以上伸びるかも。

2.本区の保育行政について

☆24年度当初の新定義での待機児数は253人だったが、25年度の
 見込みは。また地域的な偏在があるのか。
(答弁)
 24年度新設計画が6割にとどまり、増えると予測している。地域的には
 豊洲、亀戸地区が増えている。

☆25年度は新規に認可3園、認証10園を計画しているが達成できるか。
  また、新規事業として「保育送迎ステーション」を予定しているが、
  問題点は。
(答弁)
  概ね達成できる見込み。送迎先の認可・認証の受入れと保護者の
  要望をいかにマッチングさせるかが大きな課題。

3.中央防波堤内外埋立地の帰属問題について

☆内側にある2つのPCB処理施設についていつまで稼働する見込みと
 とらえているのか。また外側の新海面処分場はいつごろ埋立竣工と
 考えているか。
(答弁)
 平成32~35年くらいまでと聞いている。またゴミの処分場は少なく
 ともあと50年はもつと考えられる。

☆内側と外側とでは状況が全く異なり、一体で帰属を議論するのは無理
 がある。とりあえず内側のみ江東区の帰属であると、大田区や都に、
 またPCBの関連で環境省にも強く訴えるべきではないのか。
(区長答弁)
 本来、内側が竣工した平成8年頃、きちっと議論すべきであった。今後
 とも内外ともに江東区の帰属とすべきという主張を粘り強く続けたい。

以上ですが、今後上記以外の課題についても随時理事者と議論していき
たいと考えております。皆様の区政に関するご質問やご意見をぜひお聞か
せ下さい。



2013年2月8日金曜日

平成25年度江東区予算プレス発表へ

昨日、江東区は平成25年度予算をプレス発表しました。概要について
以下ご報告させて頂きます。

1.歳入(主なもの・カッコ内は前年度当初予算・単位千円」)

特別区税       42,874,171(41,354,959)
特別区交付金    45,706,236(44,232,841)
地方消費税交付金  5,688,000 (6,061,000)
分担金及び負担金  3,733,190 (3,571,614)
使用料及び手数料  2,733,279 (2,560,254)
国庫支出金     27,547,892(26,305,021)
都支出金        9,469,294 (8,640,857)
繰入金        17,145,716 (15,601,889)
繰越金         2,400,000 (2,400,000)
諸収入         2,997,958 (2,913,925)
特別区債       2,438,000 (5,354,000)
歳入合計     165,065、000(161,491,000) 2.2%増

2.歳出(カッコ内は前年度当初、単位千円)

議会費       943,307     (947,974)
総務費    21,848,505  (22,250,284)
民生費    71,629,795  (70,631,816)
衛生費    16,422,448  (16,539,556)
産業経済費  1,782,729   (1,764,543)
土木費    11,976,554  (12,535,820)
教育費    25,671,719  (22,537,511)
公債費     2,575,924   (2,385,766)
諸支出金  11,914,019  (11,597,730)
予備費      300,000     (300,000)
歳出合計 165,065,000 (161,491,000) 2.2%増

以上ですが、納税義務者数やたばこ税の増に伴う区税増収(3.7%)
や企業収益の持ち直しに伴う財調(特別区交付金)増(3.3%)により
一般会計総額は前年比2.2%の増となりました。また基金等の繰入金
を9.9%増やしたものの、区債は前年比▲54.5%と圧縮し、後年度
負担に配慮しています。
また、歳出面では小中学校の大規模改修や増築等の需要増で教育費が
13.9%増と高い伸びを示し、民生費も介護給付や子育て関連経費の
増大で1.4%増となりましたが、その他の分野ではマイナス予算となって
います。また、主な特徴として、災害対策機材や中央防災倉庫の整備等
で防災都市の確立を目指し、保育園の待機児解消のための保育送迎
ステーションの準備、有明地区の人口増に備えた新校の整備、マイクロ
水力発電の調査や江東区観光協会始動等の新規事業にも積極的に
予算付けをしています。
今月27日から予算委員会がスタートしますが、私も総括質問等で理事者
と議論を展開したいと考えています。

2013年1月9日水曜日

平成25年の新春を迎えて

 皆様、あけましておめでとうございます。
2013年の新春にあたり今年の抱負などを披露させて頂きます。
既に何ヶ所かの新年会に出席させて頂きましたが、今年は「巳年」
ということで、蛇は脱皮して生まれ変わるので日本が再生する年
だとお話される方が多いようです。昨年の暮れに総選挙があり、
自公連立の安倍政権が誕生し、安倍首相が選挙戦中から訴えて
いた「日本を取り戻す」という気運が私たちの周りにも満ちている
のかも知れません。自民党はデフレ脱却・景気回復を政権公約の
第一に掲げていましたが、年明け早々内政、外交ともに積極的な
施策を展開しており、成果を挙げられるよう期待しています。

 さて、江東区に目を移すといくつかの重要施策を順調に進める
ことが出来るか大事な年になると考えます。築地の豊洲移転
(この件は、土壌汚染対策の遅れで計画がずれ込むことになり
ますが)、豊洲の新病院やシビックセンター、大島7丁目の第14
特養、3月にオープン予定の大島「川の駅」、亀戸の「梅屋敷」
等々建築中の案件についてその進捗状況をしっかりとチェック
していきたいと思います。そして、何といっても2020年夏季五輪
の招致活動を区民の皆さんと区、区議会が一丸となって進め、
何とか9月7日に予定されているアルゼンチンのブエノスアイレス
で開催されるIOCの総会で勝利を得なければなりません。この
数日、マスコミも大きく取り上げていますが、課題である支持率の
アップに向け私も招致議連の事務局長として多くの汗を流したい
と考えております。皆様のご理解とご支援を心からお願い申し上げ
ます。
 上記以外にも、本区においては人口増加、少子高齢化の進展に
伴う様々な課題があります。厳しい財政状況が続くなか、私も所管
委員会や予算・決算委員会などを通じて従来にも増して積極的に
区行政に対する提言をしていきたいと思います。

 今年も皆様のご意見、ご要望等お待ちしておりますので、宜しく
お願い致します。



2012年12月18日火曜日

衆議院選挙・都知事選挙を終えて

一昨日、衆議院と都知事の選挙が行われました。選挙期間中は
ブログの更新が禁じられていますので、久しぶりの投稿ですが、
私の所属する自民党公認の秋元司さんをご支援頂いた方には
心から感謝申し上げます。
さて、選挙結果については既にご承知の通りですが、改めて票の
分析をしてみたいと思います。

                小選挙区票   比例区票(主要政党のみ)
 
柿沢未途(みんな)    88,222      38,009(みんな)
 ※当選                      48,798(日本維新)
秋元司(自民)       74,159      57,743(自民)
 ※比例復活当選                25,968(公明)
田中美絵子(民主)    29,355      30,702(民主)
東 祥三 (未来)     28,518      16,762(未来)
吉田年男 (共産)    18,667      17,326(共産)

上記数字から、基本的にはみんなの党と日本維新を選んだ人は
柿沢さんを、自民党と公明党を選択した人は秋元さんをそれぞれ
選び、他の政党を選んだ人は概ねその政党の公認候補者に投票
したことが判ります。ただ未来の党は結成したばかりで、東さんを
支持した人に充分周知されていなかったことも事実でしょう。また
もし維新が公認候補を出していれば上記の票も変わっていたと
思われます。
現在の小選挙区制度のもとで選挙が始まって16年経ちましたが
二大政党による政権選択という面では、小泉郵政解散時の自民、
前回の政権交代選挙の民主、今回の自民圧勝と一応形には
なっていますが、今回の比例の投票先が自民と民主で88,445票、
その他政党が154,384票と倍近くなっていることは、東さんの
民主党離党~国民の生活が第一~未来の党という流れがあったに
せよ、一方では多党化現象が収まっていない事も事実だと考えます。
いずれにせよ、江東区で自民党代議士が復活したことは事実で(実は
比例単独で当選した田畑毅氏は江東区在住)今後、国政ー都政ー
区政のパイプを太くさせ、江東区の発展に尽力していきたいと考えます。

尚、選挙戦中自民党の小泉進次郎青年局長を豊洲に迎えた街頭遊説で
「YOUTUBE」で、「小泉進次郎12月14日豊洲ビバホーム前遊説」で
検索して頂くと、私が司会を務めた模様が映し出されますので是非ご覧
下さい。