昨日開かれた本会議で、本区の保育行政及び観光行政について一般質問を行ないました。要旨は以下の通りです。
1.本区の保育行政について(山﨑区長答弁)
Q:本区の今年4月の待機児童数は過去最多の416人となったが、この要因は?
A:予想以上に保育需要が高まったこと、施設整備のための土地不足及び横浜市の大量の保育園建設で保育士不足の状態となった等が主な要因。
Q:待機児童の定義が各自治体でバラバラ。若い保護者の居住地の選択という観点から、少なくとも23区で統一すべき。
A:区長会等で提案していく。
Q:待機児童解消のための施策に係る基本的な方針は?
A:これまで認可に比べ設置基準が緩い認証保育所を中心に整備してきたが、これまで以上に、私立の認可保育所の整備を積極的に行ないたい。
Q:現在、区が調査研究している「保育送迎ステーション」について、開設時期のメドは?
A:様々な課題があるが、来年度の早い段階での開設を目指したい。
Q:都独自の設置基準をもとに設立する認証保育所について、保護者と事業者の直接契約のため、保育難易度の高い子どもの優先性がない。事業者への指導をもっと徹底しては?
A:認証にも一定の補助金を出していることもあり、今後待機児童解消に向けて入所方法の検討を周知していく。
Q:2015年度から新たな子育て制度が始まるが、今後の区の基本的な方針は?
A:「江東区子ども・子育て会議」を設置して、国の方針が明確になり次第、保育ニーズの調査に着手、新しい制度の枠組みを見据えながら、適切な整備計画を策定したい。
2.本区の観光行政について(地域振興部長答弁)
Q:三月に開業した川の駅、亀戸梅屋敷、水陸両用バスの状況は?
A:二つの施設は順調に運営されており、水陸両用バスの乗車率は70%と好調である。
Q:荒川ロックゲート通過の対応策や更なる(バスが河川等に出入りする)スロープの建設を事業者とも検討すべき。
A:より多くの方に利用してもらうために、事業者がロックゲートを活用した航路をさらに検討中。区としても乗船場の一般開放等、舟運観光の促進に努めていきたい。東京都は豊洲と臨海部でスロープ整備の調査設計を行なうと聞いている。
Q:江東区観光協会の運営方針は?
A:従来からある亀戸・深川両観光協会の活動支援、全区的・統一的な観光事業を行ない、臨海副都心やゲートブリッジ周辺の湾岸地区など他地域での展開も図りたい。
以上、長くなりましたが保育も観光も区の重要課題であります。今後とも様々な場面で提言して参りますが、是非皆様のご意見もお寄せ下さい。
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