本区の長年の課題であった中央防波堤内側及び外側埋立地の帰属問題に関して、明日江東区議会は午後一時から本会議を開き、地方自治法に基づく自治紛争調停を東京都に申請する議案を全会一致で可決する予定です。
既にご報告した通り、先月22日に江東区、大田区の両区長と太田区議会議長、私が都庁を訪れ、この帰属問題に関して最終協議を行いましたが、双方に歩み寄りはなく、東京都に対して調停を申請することを表明しておりました。大田区議会は既に議案を可決致しましたが、本区議会は都議選期間中は休会となっていたため、明日の最終本会議で議案を審査、可決の運びとなっています。私は平成3年の初当選以来、本区のごみ問題、特に清掃工場未設置区に対する建設の呼びかけ(いわゆる第二次ゴミ戦争)、あるいはその後の自区内処理の原則の事実上の撤回(清掃工場の全区設置の断念)、ごみ問題を考える会の運動に伴う、清掃一組への負担金の各区間の調整など様々な場面に立会い、その都度先輩、同僚議員と共に行動し意見を述べて参りました。この帰属問題もこのごみ問題と密接に関連のある課題で、東京都に調停を申請するこの時期に議長の職に就いていることについて非常に感慨深いものがあります。
私たちが当該埋立地の本区への百%の帰属を主張していることに対し、大田区側も様々な理由から同様の主張を続けています。そして、概ね一か月以内に東京都の調停委員(3名と聞いております)が本区にヒアリングにお見えになるとの話を聞いておりますが、改めて皆様にも何故本区が帰属を主張してきたのかご説明する機会を持ちたいと考えております。
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