2017年7月4日火曜日

都議選終わる。自民惨敗、小池知事派が過半数。

 7月2日投開票のあった都議会議員選挙(定数127)は、小池知事率いる「都民ファーストの会」が都議会第1党に躍進、公明党などを合わせた小池知事の支持勢力が過半数を超える当選を果たしたのに対し、私の所属する自民党は現有57議席からまさかの23議席と激減しました。
 私の地元江東区では、支持した山﨑一輝候補が第二位で当選。私も選挙期間中は同候補の日程作り等に参画し、地元の支持者の皆様と一緒に戦いを進めました。自民党大苦戦のなか勝利を収めることができたのもひとえに支持者の皆様の応援の賜物と深く感謝申し上げます。最終結果は以下の通りです(敬称略)

江東区(定数4)
◎白戸太朗  都民新 45、614票
◎山﨑一輝  自民現 37、970票
◎細田 勇  公明新 36、533票(都民推薦)
◎畔上三和子 共産現 29、804票
 柿沢幸絵  無所現 25、908票(都民推薦)
 高橋恵海  自民新 21、059票 
 大沢 昇  民進前 15、409票
 古賀美子  無所新  3、171票
 表奈就子  諸派新  1、403票
 
 また、江東区の投票率が54.56%で、23区のなかでは北区、文京区に次いで第3位になったことは、まさに激戦であったことが裏付けられたと考えます。また新聞等報道にある通り、自民惨敗の背景には、安倍首相の政権運営、森友・加計学園をめぐる疑惑、稲田防衛相の問題発言、国会議員の暴言報道等々があげられ、またマスコミの過剰とも思われる報道にあったと言わざるを得ません。自民党都連の下村会長始め五役が既に辞任を表明されましたが、昨年夏の都知事選以降の党運営、例えば東京十区(小池知事の地元)における衆議院補欠選挙への対応など、党所属の区議会議員である私の目からも首をかしげざるを得ない数々の場面があったことは大変残念であります。個人的に言えば、私の秘書時代の同僚であった中央区の石島候補、後輩の武蔵野市の島崎候補、都連青年局幹事長時代の局長であった南多摩の小礒候補、過去の議長時代に交流のあった豊島の堀候補、台東の和泉候補などが軒並み落選されてしまったことは、慚愧に堪えません。
 このような状況の中、山﨑候補が激戦を勝ち抜いたこと、高橋めぐみ候補も二万票以上の票を獲得して善戦し、二人で五万九千票の得票があったことは江東区の自民党として一定の評価を頂いたと自負をしております。今後、安倍首相の国会運営が注目され、また新しい議会構成となる東京都政からも目が離せず、更に言えば、築地市場の豊洲移転や三年後に迫ったオリンピック・パラリンピック東京大会の準備、中央防波堤埋立地の帰属問題等々、江東区に大いに関連のある課題について、私も区議会議長として真摯に取り組んでいきたいと考えております。

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