一昨日、私は江東区議会正副議長や各会派幹事長と共に地下鉄8号線豊洲~住吉間延伸の早期着工を要請すべく東京都庁に藤井寛行東京都技監を訪ねました。
従来より区内の南北交通の整備は、本区にとって最重要課題であり、今年9月に2020年の五輪開催が決定したこともあり、その必要性が一段と高まっています。
藤井技監との会談は30分程度でしたが、星野議長から要望書を手渡し、堀川自民党幹事長からは東西線・総武線の混雑緩和につながること、高村公明党幹事長から五輪開催のため必要不可欠な事業であることを訴え、何としても五輪開催までに
8号線の延伸が実現するよう協力を要請しました。
そして区議会清掃港湾臨海部対策特別委員長の立場で出席した私からは、「平成23年7月に都が江東区に対し正式に築地の豊洲移転の了承を求めてきた際、当時の佐藤広副知事から、8号線の延伸は豊洲新市場にとっても是非とも必要な
ものであり、国や交通事業者の理解、協力等解決すべき課題があるが、実現に向けて最大限の努力を傾注するとの重い発言が示された。その後、土壌改良工事の延長等の報告はあったが、交通問題については全く進展がない。豊洲新市場が平成27年度中にも開業が予定されていることからも、都はこの8号線延伸のための具体的な対応を速やかにとるべきである。従い、いま佳境に入っている26年度予算編成のなかで、8号線延伸着工に係る調査費を是非計上してもらいたい。」と強く要望しました。
藤井技監から「引き続き最大限の努力をしていく」との発言がありましたが、残念ながらそれ以上の回答はありませんでした。東京五輪開催まであと7年弱の時間がありますが、豊洲~住吉間5.1kmの建設にとって現状は非常に厳しいと言わざるを得ません。しかし、上記の様な理由から本区にとっては最重要課題であることに変わりなく、今後とも粘り強く東京都や国交省、東京メトロ㈱等に働きかけていきたいと考えております。
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