2011年6月11日土曜日

平成23年度第一次補正予算に対する総括質問

6月10日金曜日、表記に係る質問を予算審査特別委員会で行ないました。
その内容につき以下ご報告申し上げます。

質問①:先の都議会で「都緊急輸送道路沿道建築物の耐震化推進条例」
    が可決・成立し、来年の4月から輸送道路沿いの旧耐震で4~5階
    建て以上の建物につき耐震診断が義務付けられた。本区内の道路、
    対象建築物の戸数、診断費用の負担、改修費用の増額幅について
    回答を。
答弁①:道路は蔵前橋・京葉・新大橋・葛西橋・357号線など。対象建築
    物は約120戸。診断費用は無料(自治体負担)。改修費用の所有
    者負担については現在都と区で協議中。

質問②:液状化被害を受けた新木場の道路等について、仮復旧工事で今回
    7億2千万円の補正が計上されたが、来年度からの本格復旧工事に
    はどの程度の時間と経費がかかるのか。
答弁②:補正金額にこの本格工事に係る調査のための経費が含まれて
    いる。今年度中に明らかにしたい。

質問③:現在区は2都市(栃木県大田原市・埼玉県秩父市)と防災協定を
    結んでいるが、今回の大震災の教訓から締結都市を増やすべき。
    首都直下型・東海・東南海・南海地震を想定すれば、神奈川、
    静岡、愛知、三重、和歌山、高知各県内の都市と結んでは。
答弁③:前向きに検討する。

質問④:ある会合で「江東区の地下には活断層がある」との話を聞いた。
    従来、本区は災害に脆弱な地盤などと聞いていたが、活断層の
    話は初めて聞いた。区はどのような認識を持っているのか。
答弁④:都に対し詳しく問い合わせたが、活断層はないとの回答を得て
    いる。

以上ですが、特に質問①に関して、緊急輸送道路沿いで旧耐震の4~5階
建て以上の建物を所有されている方は、来年4月から耐震診断が義務化
されますのでご注意頂きたいと思います。

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