2011年4月10日日曜日

東京都知事選挙、石原氏当選確実

 本日投開票があった東京都知事選挙は予想通り現職の石原慎太郎
知事が当選確実となりました。都全体及び江東区の最終得票結果は
明日お伝えしますが、今日は江東区の投票率についてお伝えします。
 当初、大震災の影響で投票率は前回知事選と比べ下がるのではと
の見方がありましたが、江東区では前回比で3.27ポイント高くなり
ました。大震災はむしろ防災を始めとした政治に対する有権者の
関心を高めたと言って良いと思います。

区全体の投票率は59.93%、前回は56.66%でした。
区内55ヶ所の投票所のなかで投票率の高い順に見てみると
芝浦工業大学(豊洲3丁目)      66.59%
深川五中(豊洲4丁目)        66.48%
YMCAキャナルコート(東雲1丁目) 66.20%
元加賀小(白河4丁目)        65.38%
ケイ・インターナショナル(白河1丁目)65.00%
このベスト5に共通しているのはいずれも人口急増地域の投票所である
ことです。
 私は以前、各級選挙と投票率の関係について調べたことがあり、その
際、知事選や衆議院選のように候補者の顔が見える(知名度の高い候補
者が多い)選挙では豊洲、東雲など新住民の多い地域の投票率が高く、
逆に当該地域では区議選などは低い(既成市街地では比較的高い)こと
を指摘したことがあります。今回の知事選もそれが立証されました。
来週告示される区長・区議選の投票率を次の機会に示し、検証したいと
思っています。
さて、23時現在の各候補者の江東区での得票は以下の通りです。
石原慎太郎   103,000票
東国原英夫    58,000票
渡辺美樹     37,000票
小池晃      20,500票
ドクター中松    1,500票
     合計 220,000票(開票率97.51%)

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