2019年3月29日金曜日

えのもと雄一事務所開きを開催しました。

昨日、清掃港湾の委員会終了後、地元へ戻り西大島交差点にある旧割烹「鳥長」さんの店舗をお借りした私の事務所のオープニングセレモニーを開催させて頂きました。当地の氏神である香取神社から香取邦彦宮司にお越し頂き、神事を執り行い、お忙しい中駆け付けて頂いた皆様と共に選挙の必勝祈願を行いました。来月14日から始まる区議選では選挙事務所となりますが、お近くにお見えの際は是非お立ち寄り頂き、ご激励賜れば幸いです。
住所:江東区大島3-1-10(地下鉄都営新宿線西大島駅A3出口から徒歩1分)
電話:(6802)9120
FAX:(6802)9121




区議会特別委員会における豊洲市場に関する都からの報告について

 昨日、臨時の清掃港湾臨海部対策特別委員会が開催され、昨年10月に開業した豊洲市場に関し、都と区との間で交わされた豊洲市場開業の前提となる3つの約束事、即ち①土壌汚染の徹底対策②千客万来施設の開業③地下鉄8号線、豊洲~住吉間の延長について、岡安中央卸売市場管理部長や都市整備局の荒井都市基盤部長を始めとする理事者から報告がありました。特に地下鉄8号線の延伸について、昨年6月に都の長谷川副知事が本区を訪れ、「平成30年度中に事業スキームの構築に取り組む」と約束したにも拘わらず、「いつ」「誰が」「どのような形で」といった具体的な事業スキームは示されませんでした。これには多くの委員が遺憾の意を表し、都の姿勢を非難する意見が相次ぎました。都は事業主体について「運行上や整備段階での技術的観点から東京メトロによる整備が合理的であり、メトロや同社の株を五十数%保有する国も理解を示している」と説明しました。しかしながら、東京メトロは既に副都心線を最後に整備主体にはならないことを有価証券報告書で示しており、まずこの調整が必要となります。同時に都は「国からの補助金については地下高速鉄道整備事業費補助(以下地下補)を充てたい」としましたが、これには私から「国は既に震災復興に充てる財源としてメトロ株の売却を2022年度までに行うことを法律で定めている」ことを指摘し、もしメトロ株を売却して上場となれば、上記の地下補は国や都などの公共団体が半分以上の株を持つ事業主体に限り運用されることから、地下補の適用は不可能ではとの質問を行いました。この点について都から明快な答弁は無く非常にストレスの残る質疑になってしまいました。メトロが事業主体となり、地下補を使って事業の推進を図ることを都が示したことは一歩前進と捉えることもできますが、関係先の国(国交省、財務省)や東京メトロの姿勢が不明確な段階では事業スキームの構築が示されたとは言えません。都は引き続き延伸実現に向けて努力する旨を約束しておりますが、今後さらに都に対して、本件履行を強く要求していく所存です。

2019年3月11日月曜日

江東区長・江東区議会議員選挙に向けて

 先週6日の夜、西大島の総合区民センターで私の区政報告を兼ねた決起大会を開催しましたところ、大勢の皆様にご出席を賜り厚く御礼申し上げます。当日皆様から頂きました多くの励ましを受け、私も勇気百倍、しっかりと戦いに臨んでいきたいと考えております。今日は区長・区議選に関して、立候補者説明会の状況も踏まえ現時点での状況をご報告させて頂きます。
1.江東区長選挙
説明会には、現職の山﨑区長と無所属の方が3名出席され、うち2名の方は情報の非公開を希望されています。これまで共産党推薦の候補者が出馬されていましたが、今回の候補者は未だ決まっていないようです。

2.江東区議会議員選挙
説明会には、58名の方が出席され、更に2名が立候補を表明されたそうですが(うち3名の方が情報非公開希望)判明している57名の方の党派別内訳は下記の通りです。
〇自由民主党 16名(現14・元1・新1)
〇公明党    9名(現7・元1・新1)
〇日本共産党  8名(現5・新3)
〇立憲民主党  5名(現2・元2・新1)
〇国民民主党  2名(現2)
〇あたらしい党 1名(現1)
〇日本維新の会 1名(新1)
〇生活者ネット 1名(新1)
〇自由を守る会 1名(新1)
〇幸福実現党  1名(新1)
〇無所属   12名(現7・元1・新4)
以上ですが、定数44議席をめぐって前回同様60名前後の候補者が争う選挙となる見込みです。さらにこれは決起大会の際も申し上げましたが、前回平成27年4月の選挙に比べて有権者数が江東区全体で約29,000票増えており、前回の当選ライン2,560票が恐らく二百票前後上がると思われ激戦が予想されます。私にとって8回目の選挙ですが、決して楽な戦いではありません。
皆様方のご支援を宜しくお願い申し上げます。

3月6日決起大会の模様です。

2019年2月24日日曜日

予算委員会で総括質問

先週の22日、平成31年度予算審査特別委員会で総括質問を行いましたので、以下その要旨をご報告させて頂きます。

質問前に、区長から20日に発信されたJアラートの試験において、発信するはずのなかったエリアメール(緊急速報メール)が発信されてしまったことにつきお詫びがあった。
この点、私から直後に江東区のホームページにアクセスしたが、「Bad Gateway」の表示が出て、アクセス出来なかったことを指摘。改善が必要であることを指摘させて頂いた。

1.長期計画10年間の評価について
 Q:平成22年度から始まった現在の長期計画は31年度でちょうど10年を迎えるが、区長ご自身の自己評価は?
 A:ハード・ソフト両面にわたって様々な取り組み(豊洲病院、シビックセンター、特養、保育所の整備等)を行ってきたが、スピード感をもって対応できたと思う。ただ豊洲市場の千客万来施設、8号線延伸などまだまだ課題も残っている。
 Q:どのような思い、考え方で予算編成を行ったのか?
 A:10年後に成人となる今の子どもたちが「江東区に住んでいて良かった」と思ってもらえるように、さらに区民が参加できる仕組みを多くの分野でとの思いを込めた(以上、区長答弁)。

2.財政運営について
 Q:この1年間で人口は約5000人増えたが、一方で0~5歳児は200人減少した。この事実を区はどう捉えているのか?
 A:ワンルームマンション建設の増加等の要因があげられると思う。
 Q:今年度予算の最大の特徴は、区税と特別区交付金併せて前年度比88億円も増加したこと。この流れは今後共続くと考えているか?
 A:納税義務者数の増加や都の調整三税の増加傾向は続いているが、中長期的には楽観視は出来ない。安定的な財源確保が重要。
 Q:31年度末には基金(貯金)と区債(借金)残高の差が1000億円を超えると思うが、後年度負担の考え方から区債を増やすべきでは?
 A:財政力の弱い自治体優先ということで、国から区債の引受が圧縮される傾向にあり、民間資金の活用も利率、借入期間の問題がある。

3.次期(平成32~41年度)長期計画について
 Q:策定にあったて今後のスケジュールは?
 A:7~8月にパブリックコメントを実施し、12月頃素案の提示、来年2月に最終案確定の予定である。
 Q:長計の中身として公共施設の改築は最重要。庁舎改築は盛り込むのか?
 A:分野別計画の方針や重点プロジェクト等の中で示したい。
 Q:区立小中学校の改築は現在2年に1校、大規模改修が1年に1校のペース。これは仮校舎が2校しかない現状からだが、ペースを上げるため新たな用地取得が必要では?
 A:長計の策定作業の中で検討したい。

4.10月からの幼児教育無償化について
 Q:保育園に通う3~5歳児の保育料が原則無料になるが、初年度国が負担する額はどの程度か?
 A:認可と無認可併せて半年で12億円程度と思われる。
 Q:32年度からの国、都、区の負担割合は?
 A:細部まで決定していないが、概ね国が1/2、都と区がそれぞれ1/4の予定。
 Q:区立・私立幼稚園の保護者負担軽減にも相応の配慮が必要では?
 A:格差が生じないよう施策を講じていく。

5.区立小中学校の体育館の冷暖房化について
 Q:中学校は8月まで、小学校は来年2月までには全校整備するとのことだが、業者選定、工事期間等問題は無いのか?
 A:工事期間は1校当たり2~3週間となるが、万全を期していく。

6.中央防波堤について
 Q:大田区との帰属問題について、地裁の判断は何時ごろになるのか?
 A:まもなく口頭弁論の最終段階となり、5月以降に示されると予測している。
 Q:最終処分場について、私が初当選した平成3年頃は可燃ごみの全量焼却のため清掃工場未設置区に清掃工場の建設を要請していた。当時はあと30年しか処分場はもたないととされていた。その後、全量焼却が実現し、サーマルリサイクルの実施や、焼却灰のスラグ化・セメント原料化が進んだ。現在の状況は?
 A:平成29年度の埋立量は34万トンで、ピーク時(平成元年)240万トンと比べ86%減少した。現在ではあと50年は耐用可能とされているが、セメントの原料化等をさらに進め更なる延命策を講じていく。

以上ですが、詳細につきましては来月上旬に区議会のインターネット中継でも録画がアップされますので是非ご覧下さい。





2019年2月15日金曜日

お知らせ

1.予算委員会で総括質問
 江東区議会平成31年第一回定例会がまもなく始まりますが、私は平成31年度予算案に関する特別委員会で自民党会派を代表して総括質問をさせて頂く予定です。区の今後の財政運営、新長期計画の展望、今年からスタートする幼児教育の無償化等につき下記の時間帯で行いますが、区議会インターネット中継で放送されますので、お時間ある方は是非ご覧になって頂きたいと思います。
日時:平成31年2月22日(金)午前10時15分頃から約40分間

2.榎本雄一決起大会を開催
 来る3月6日(水)午後6時30分より西大島の総合区民センター2階レクホールにて私の区政報告を兼ねた決起大会を開催致します。毎年恒例で四月に開催させて頂いている区政報告会を、今年は選挙がある関係で若干前倒しで行います。受付で当日券(お一人三千円)も販売しておりますので、是非ご参加をお待ちしております。
お問い合わせは榎本事務所(☎5606-0761)まで。

2019年1月26日土曜日

豊洲市場を視察

 昨日、区議会の清掃港湾臨海部対策特別委員会が開かれ、昨年10月11日に開場した豊洲市場を視察しました。開場前には、地下水ピット内も含め何度か視察したことのある新市場ですが、開場後、一般客も訪れるなか初めての視察となりました。
豊洲市場は主に管理施設棟、5街区(青果棟)、6街区(水産卸売場棟)、7街区(水産仲卸棟)、千客万来施設用地二か所から成り、昨日はその全てを歩いて廻りました。市場を訪れる観光客にとっては、見学コースを示すサイン等も分かり易く、また街区と街区を結ぶ連絡橋も良く整備されています。しかし、毎日利用するプロの皆さん(寿司屋や魚屋さん)からは築地の時に比べて仲卸棟、青果棟の間が遠く不便だとの声も聞かれます。
一般客が利用できる店舗は主に水産仲卸棟の3階及び4階にあり、3階は海苔、乾物、包丁・刃物などの食品関連用品などの店舗が、また4階には寿司や和洋食などを楽しめる店舗があります。しかし、食事のできる店舗はお昼前にもかかわらず、どこの店も長蛇の列で1時間近くも待たされるお店もあるようです。一般客が多く利用する土曜日曜には千客万来施設用地で暫定的に食事を楽しむことができるマルシェが開設される予定ですが、まだまだ足りないというのが実感です。一日も早く先客万来施設のオープンが望まれます。

           6街区屋上の緑化広場にて

千客万来施設用地(背後は豊洲大橋)

水産卸売場1階の様子

既に土曜日限定で開催されている土曜マルシェ会場


2019年1月19日土曜日

母校早稲田大学で講義

 今年も早稲田大学日本語教育研究科の宮崎里司教授のお招きで、昨日、佐藤篤墨田区議と共に学生に対する講義をさせて頂きました。今回は、佐藤区議が下町墨田区の防災対策、私は豊洲市場と2020オリンピック・パラリンピック東京大会についてをテーマに、法学部8号館412教室で行ないました。佐藤区議の防災のお話は同じ江東ゼロメートル地帯に住む私にとっても大変重要な課題であり、とりわけ荒川上流堤防決壊による浸水時の対応は昨年、東京都が広域的な被害想定を公表したこともあって、私たち下町選出の議員にとっては最優先で取り組むべき課題でもあります。
 また、私の豊洲市場やオリパラに関する講義では、学生から様々な質問や意見を頂き、単に施設に留まらず、地下鉄8号線延伸等の課題についても参考になる意見を聞くことができました。受講された学生の皆さんには心から感謝致します。尚、授業時間は3時間近くありましたが、時間内で出来なかった質問や意見等ありましたら、遠慮なく下記私のアドレスまでお寄せ頂ければ幸いです。
E-mail:3938@kyf.biglobe.ne.jp