2021年1月2日土曜日

2021年の新春を迎えて

  皆様、新年あけましておめでとうございます。今年の東京の元旦は風もなく穏やかな天気に恵まれましたが、お健やかに新年を迎えられたと存じます。今年も宜しくお願い致します。

昨年大晦日に東京の新たなコロナ感染者が1337人と過去最高を記録し、相変わらず収束の兆候が見られません。専門家は医療体制の危機を指摘し、非常事態宣言発出の必要性を訴える方もいます。当面の最大の政治課題はコロナ対策であることを否定する方は少ないでしょう。我々地方政治家も国の政策を検証し、足りないところは補うべく迅速な対応が求められると感じています。昨年来、江東区もコロナ対策を中心に、7回の補正予算を組んで対応してきましたが、引き続き行政との協議を継続してまいります。

さて、今年は夏に都議会議員選挙が、また遅くとも10月までには衆議院選挙が行われます。都議選については、既に私たち自民党江東総支部は山﨑一輝・高橋めぐみ2名の公認を決定しています。都民ファーストの圧勝に終わった前回都議選の雪辱を果たすべく、自民党都連は全力をあげて都議会第一党を目指しています。

問題は、東京第15区(江東区)の衆議院候補です。ご承知の通り、IR関連の事件に絡み現職の秋元司議員が複数回逮捕され、自民党を離党しています。公募によって選ばれた秋元議員が前回の総選挙で初めて小選挙区で当選し、さあこれからという時期にこのような事態になったことは極めて残念であります。今後、裁判を経て真相が明らかにされると思いますが、次の選挙まで時間がありません。その意味でも、一日も早く公認候補を決定し、区民の皆様の理解を得ていかなければなりません。

私が幹事長を務める自民党江東総支部としては、この問題に関し昨秋から度々議論を重ねてきましたが、既に地元から公認候補者を擁立したい旨の決議文を党本部に提出しております。さらに役員の間からは山﨑一輝都議の擁立を唱える声があり、巷間これに同調する声も上がっています。しかし、山﨑都議としては、①自身、都議会幹事長の要職に在り、前述した今夏の都議選に責任者として全力を傾注したいこと ②2020オリパラ東京大会は、招致の頃から携わってきた課題であり、都の責任者の一人として何としても成功させたいことから衆議院への転身は慎重にならざるを得ない立場にあります。私も長年、彼と政治活動を共にしてきたことから、彼の心中は痛いほど理解しているところです。

しかし、現実は前述の通り厳しく、早急に自民党の公認候補者を決定しなければなりません。昨年暮れの江東総支部役員会で、山﨑都議に対し今月28日までに結論を出してもらうよう要請することにしました。もし、同都議が衆議院候補者となれば、早急に後任すなわちもう一人の都議会議員候補者を選出しなければならないからです。

このように今年はコロナ対策、選挙対策を始め多くの課題を抱えた幕開けとなりましたが、私自身これまで以上に区民の皆様の声に耳を傾け、行動していきたいと考えております。引き続き皆様のご意見、ご要望を賜りますようお願い申し上げます。

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