2021年1月18日月曜日

オリンッピク・パラリンピック東京大会について

  今朝のテレビ朝日、羽鳥慎一モーニングショーで、今年夏のオリパラ東京大会に関するANNの世論調査(1月16~17日実施)の結果が報じられていました。

○予定通り開催:11%

○さらに延期:37%

○中止:48%

延期ないし中止との意見が85%にもなっており、他の世論調査の結果も同様の数字です。私は昨年の七月に「2020東京大会は、4年スライド開催をIOCやフランス(2024パリ開催)、米国(2028ロスアンゼルス開催)等に要請すべきとの意見をこのブログで申し上げました。半年が経過した今、コロナ感染の状況を見てもこの考えは変わっておりません。世界的なパンデミックの状況、あるいはパリやロスがスポンサー獲得に苦労しているといった報道に接するとこの感を一層強めております。もちろん、以前も書きましたが、アスリートの皆さんや晴海の選手村等の問題があることは充分承知しています。しかしながら、現時点でも四年の延期がベストの選択だと考えております。

皆さんのご意見も是非お聞かせ下さい。

2021年1月7日木曜日

緊急事態宣言下における江東区の対応について

 本日、政府は昨年4月以来の緊急事態宣言を発出しましたが、江東区はコロナウイルス対策本部会議を開催して下記の通り対応策を決定しましたので、取り急ぎ主な内容をご報告させて頂きます。

1.区立学校、幼稚園、保育園について

引き続き感染拡大防止に取り組みながら、原則運営を継続する。また、学校給食については「通常の給食」を継続する。但し1月31日まで、飛沫感染の高い学習活動(音楽における歌唱の学習や家庭科における調理実習、体育における身体接触を伴う活動等)は行わない。部活動についても1月31日まで休止とする。

2.区施設(スポーツセンター、文化センター等)の貸し出しについて

①20時以降の施設利用の新規受付を行わない。

②既に予約のある施設の貸し出しについては、20時以降の施設利用の自粛をお願いする。

③貸出施設におけるキャンセル時の使用料等の返還について、昨年の9月30日申し出分まで対応し、現在は全額還付は行っていない。しかし、今回の宣言発出により1月7日よりキャンセル料を徴収せず、使用料等を全額返還する。この取り扱いは本年3月31日までとする。

3.その他の区施設について

①図書館については、閉館時間を20時とする。

②区立公園の閉鎖は行わない。但し、公園内の一部有料施設については、施設閉鎖または20時以降の利用自粛をお願いする。

4.コロナワクチンの接種体制(案)について

①国の方針から、江東区においても本年3月中旬から高齢者に対するワクチン接種が可能となるよう体制を整備する必要がある。接種開始当初はファイザー社製ワクチンの供給が想定されており、同ワクチンの最小流通単位は195バイアル(975接種分)で、このことから接種方法は当面の間、集団的接種の方法が想定される。

②以上から、集団的接種会場の確保が必要となることから以下の施設を本年3月中旬~令和4年3月末日まで確保する。

スポーツ会館(北砂)、深川・亀戸・有明・東砂各スポーツセンター(いずれも大体育室)

以上ですが、詳細につきましては区のH.P.をご覧下さい。

https:/www.city.koto.lg/index.html

2021年1月2日土曜日

2021年の新春を迎えて

  皆様、新年あけましておめでとうございます。今年の東京の元旦は風もなく穏やかな天気に恵まれましたが、お健やかに新年を迎えられたと存じます。今年も宜しくお願い致します。

昨年大晦日に東京の新たなコロナ感染者が1337人と過去最高を記録し、相変わらず収束の兆候が見られません。専門家は医療体制の危機を指摘し、非常事態宣言発出の必要性を訴える方もいます。当面の最大の政治課題はコロナ対策であることを否定する方は少ないでしょう。我々地方政治家も国の政策を検証し、足りないところは補うべく迅速な対応が求められると感じています。昨年来、江東区もコロナ対策を中心に、7回の補正予算を組んで対応してきましたが、引き続き行政との協議を継続してまいります。

さて、今年は夏に都議会議員選挙が、また遅くとも10月までには衆議院選挙が行われます。都議選については、既に私たち自民党江東総支部は山﨑一輝・高橋めぐみ2名の公認を決定しています。都民ファーストの圧勝に終わった前回都議選の雪辱を果たすべく、自民党都連は全力をあげて都議会第一党を目指しています。

問題は、東京第15区(江東区)の衆議院候補です。ご承知の通り、IR関連の事件に絡み現職の秋元司議員が複数回逮捕され、自民党を離党しています。公募によって選ばれた秋元議員が前回の総選挙で初めて小選挙区で当選し、さあこれからという時期にこのような事態になったことは極めて残念であります。今後、裁判を経て真相が明らかにされると思いますが、次の選挙まで時間がありません。その意味でも、一日も早く公認候補を決定し、区民の皆様の理解を得ていかなければなりません。

私が幹事長を務める自民党江東総支部としては、この問題に関し昨秋から度々議論を重ねてきましたが、既に地元から公認候補者を擁立したい旨の決議文を党本部に提出しております。さらに役員の間からは山﨑一輝都議の擁立を唱える声があり、巷間これに同調する声も上がっています。しかし、山﨑都議としては、①自身、都議会幹事長の要職に在り、前述した今夏の都議選に責任者として全力を傾注したいこと ②2020オリパラ東京大会は、招致の頃から携わってきた課題であり、都の責任者の一人として何としても成功させたいことから衆議院への転身は慎重にならざるを得ない立場にあります。私も長年、彼と政治活動を共にしてきたことから、彼の心中は痛いほど理解しているところです。

しかし、現実は前述の通り厳しく、早急に自民党の公認候補者を決定しなければなりません。昨年暮れの江東総支部役員会で、山﨑都議に対し今月28日までに結論を出してもらうよう要請することにしました。もし、同都議が衆議院候補者となれば、早急に後任すなわちもう一人の都議会議員候補者を選出しなければならないからです。

このように今年はコロナ対策、選挙対策を始め多くの課題を抱えた幕開けとなりましたが、私自身これまで以上に区民の皆様の声に耳を傾け、行動していきたいと考えております。引き続き皆様のご意見、ご要望を賜りますようお願い申し上げます。