2011年11月26日土曜日

第4回定例会質問内容

昨日本会議での私の一般質問と理事者側の答弁は下記の通りです。

1.24年度予算編成と財源の確保について
 Q:各部局からの予算要求は23年度比128億、5.4%増だが、
   24年度予算大枠の見込みは? 
   今年度の繰越及び不用額はどの程度か?
   見直すべき施策にはどのようなものがあるか?
   基金と起債の活用についてどう考えているか。
   来年度公共施設の使用料見直しについて子どもや高齢者に
   配慮すべきと思うがどうか?
 A:大枠で1600億円を超える見込み。不用額は50億円程度。
   自転車保管場所の効率化、福祉会館等の管理運営の見直し、
   区単独の扶助費や補助金等を検証する。基金、起債は十分
   活用したい。起債が基金を上回ることもあり得る。
   個人使用料の配慮は十分検討したい。

2.水陸両用バスと川の駅について
 Q:川の駅のコンセプトと施設建設費(予算額2億円)の内容は?
   民間会社が計画している水陸両用バスのルートは?
   今回の川の駅設置予定地以外の場所にも駅設置を考えるべきでは?
   水陸両用バスは小名木川は航行可能か?
 A:地域の活性化、観光の核として複合的な空間整備を目指す。船運
   施設、売店を兼ねた管理棟、トイレ、東屋、カフェテラス等を検討して
   いる。 計画中のルートは「東京スカイツリー~陸路~亀戸~大島~
   川の駅(旧中川に入水して周辺を航行)~陸路でツリーへ戻る」。
   他の内部河川は護岸が直立しているので新たな駅の設置は課題が
   多い。水位低下した区間は航行可能だが、扇橋閘門以西は満潮時は
   困難。

3.江東シーサイドマラソンについて
 Q:今年の大会の参加者決定方法は先着順から抽選とし、5割の区民優先
   枠を設けたが、結果的に区外の方は全員当選、187名の区民が落選
   してしまった。選考段階で配慮すべきではなかったか?
   本大会の意義を改めて検討し、来年度以降選考方法を見直すべきと
   考えるがどうか?また、住民票提出など不正防止策を考えるべき
   では?
   JTBスポーツステーションの業務代行について参加者の評価は?
 A:募集要項で周知していない抽選方法は採りえなかった。意義について
   実行委員会等で十分議論する。選考方法に課題が生じたことは事実で
   あり、来年度改善したい。
   不正防止について住民票提出等は困難だが、何らかの形を検討する。
   同ステーションはスポーツ大会専門エントリーサイトで、大会を全国に
   PRできる。エントリー手続きに多少混乱あり、丁寧な案内を指示して
   いきたい。

以上ですが、質疑に関する皆様のご意見、ご要望を賜れば幸いです。

2011年11月23日水曜日

区議会第4回定例会で一般質問

11月24日(木)から江東区議会第4回定例会が始まります。
私は本会議二日目の25日午後1時から一般質問を行う予定
です。質問項目は下記の通りですが、インターネット中継も
ありますので、ぜひご覧下さい。

1.24年度予算編成と財源確保について
 (1)24年度予算の大枠の規模、23年度の不要額、見直す
    べき施策について
 (2)基金と区債の活用について
 (3)その他の財源確保策(使用料、こうとう未来債)

2.水陸両用バスと「川の駅」について
 (1)旧中川際に建設予定の「川の駅」のコンセプト、内容に
    ついて
 (2)本区内の河川際に設置する他の川の駅設置の可能性に
    ついて
 (3)水陸両用バスの小名木川航行の可能性について

3.江東シーサイドマラソンについて
 (1)今年の出場者を決める抽選方法の問題について
 (2)シーサイドマラソンの意義と来年以降の決定方法の改善に
    ついて
 (3)区民優先枠と不正防止策について
 (4)エントリー業務を代行しているJTBスポーツステーション
    について

2011年10月17日月曜日

清掃港湾委員会・都区協議会を開催

 先週の12日、区議会の清掃港湾・臨海部対策特別委員会及び港湾問題
都区協議会が開催され、当面の本区臨海部における懸案事項について、
都から港湾局長初め港湾局の幹部が出席して協議を行ないました。私も
何点かの課題につき質疑をさせて頂きましたが、要点以下ご報告申し上げ
ます。

1.港湾計画の一部変更について
  (質問)
  今回の変更は、東京港における海運の国際競争力強化の一環であり、
  大型のコンテナ船受入を可能とする整備と認識しているが、具体的に
  バースの水深及び受入可能な船舶の大きさは。
  (答弁)
  水深は深いところで16m前後、コンテナ約12000個積載の船が可能。
  (再質)
  今後、大型船の入港による荷揚貨物の増加が見込まれ、臨海地域の
  交通渋滞問題がより深刻となる。中防と臨海部を結ぶ第2トンネルの
  早期着工と東京ゲートブリッジ開通に伴う新木場周辺の渋滞緩和策を
  早急に進められたい。

2.災害廃棄物の受入れについて
  (質問)
  都は岩手県、宮城県の災害廃棄物を25年度までの3年間で50万トン
  引き受けると聞いたが、破砕、焼却、埋立作業に関し、①海水(塩分)に
  よる焼却時のダイオキシン発生の問題はないのか。②放射能性物質の
  測定は万全か。③50万トン受入れとして、一部埋立その他焼却処分と
  仮定すると結果的に最終処分場で何トンの負荷となるのか。
  (答弁)
  ①②問題なく、測定も複数回行なう。③約10万トンと推測され、一年間
  あたり約3.3万トンの埋立となる。

3.新木場の液状化対策について
  (質問)
  本区は既に応急の道路改修として7.7億円にも上る補正予算を使って
  工事を行なった。当地区は都から移管された経緯からも財政面での
  援助があって当然と考えるが都の考え方は。
  (答弁)
  国の震災復旧事業の関係で、3分の2に当たる約5億円が国交省から
  の補助金が見込まれている。

4.中央防波堤内外の領土問題について
  本区と大田区が帰属をめぐって対立しているが、これまでの長期にわたる
  ゴミ問題の経緯からみても本区に帰属されるのが当然である。この問題
  の所管は都の総務局行政部であることは認識しているが港湾局としての
  見解は。
  (答弁)
  江東区との信頼関係は将来的にも大切にしたい。領土問題は所管外で
  あるが、皆さんの意向は行政部に十分伝える。

以上ですが、災害廃棄物の受入れは震災復興の一助となる点から、放射能
等のチェックを十分行なうことを大前提に進めていきたいと考えます。しかし
今回の受入れ50万トンは2県の全廃棄物2100万トンの僅か2.4%に過ぎ
ません。今後、国や被災地の動向も注視していく必要があると思います。

2011年10月5日水曜日

平成22年度決算を認定

 去る9月28日から開催された平成22年度決算委員会が昨日終了し
一般会計、特別会計4件がいずれも賛成多数で認定されました。決算
の主な内容は以下の通りです。
(一般会計)
〇歳入合計 1,578億300万円(収入率99.4%、前年度比2.9%の減)
 内訳  特別区民税  416.4億円(前年度比6.4億、1.5%の減)
     特別区交付金 509.2億円( 同 21.3億、4.4%の増)
     国庫支出金  221.5億円( 同 30億、15.5%の増)
     都支出金    83.9億円( 同 10.2億、14%の増)
     繰入金     92.5億円( 同 32.9億、25.9%の減)
     特別区債    26.0億円( 同 6.8億、35.5%の増)

〇歳出合計 1,535億7,600万円(執行率96.8%、前年度比2.8%の減)
 内訳    議会費     7.4億円(前年度比0.1%減)
        総務費    288.3億円( 同 8.8%減)
        民生費   632.5億円( 同 14.1%増)
        衛生費   135.4億円( 同 0.7%減)
        産業経済費 11.3億円( 同 5.3%増)
        土木費    92.3億円( 同 2.0%減)
        教育費   217.6億円( 同 13.5%減)
        公債費    26.5億円( 同 65.9%減)
        諸支出金  124.3億円 ( 同 5.3%減)

私はこの決算委員会で総括質問を行ないましたが、質疑の要点のみ以下
ご報告致します。

①22年度は山﨑区長一期目の総決算の年であったが、この数字をどう
 捉えているのか、また今後の抱負を。
(答)新病院の建設着手など公約は概ね達成できた。昨年策定した基本
   構想、長期計画を着実に実行していきたい。
②人口増加にもかかわらず10年ぶりに区民税収入が減少した。今後の
  景気動向を踏まえると、都からの財調交付金も期待薄。対策は。
(答)約696億円の基金と起債を有効に活用して行政需要に対応したい。
   平成26年度末には基金と起債残高が370億円前後で同水準と見
   込んでいる。
③行財政改革に関連して、本区の職員定数条例に定める人数は3,621
  人だが、現状の2,847人とかなり乖離がある。条例改正の必要性は。
(答)現状の数字に近いものに改正したい。
④日大が練馬光が丘病院から撤退という報道があった。本区が計画して
  いる新病院と類似施設だが、安定経営のため事前に昭和大学との協議
  を充分に進めるべきでは。
(答)日大のケースとは条件面でも異なっている。昭和大との意思疎通を
   深め、経営面でも可能な限り情報提供を求めていきたい。

以上ですが、今後は平成24年度予算編成に向かって、自民党として、また
地元住民の皆様や各種団体、地元企業の要望を反映させるよう努力して
いきたいと考えております。
  


    

2011年7月19日火曜日

築地市場の豊洲移転を大枠で了承

 本日、区議会で私が所属する清掃港湾臨海部対策特別委員会が
開かれ、懸案事項となっていた築地市場の豊洲移転を大枠で了承
することに決定しました。
 これに先立ち今月15日に東京都の佐藤広副知事が本区の山﨑
区長及び区議会の正副議長を訪ね、区が移転了承の大前提となって
いる地下鉄8号線の豊洲~住吉間の延伸問題について「8号線の整備
は新市場にとっても是非とも必要なものであり、国・交通事業者の
理解及び事業費の確保、事業主体・事業スキームの検討など、解決
すべき課題があるものの、都としてはこれを踏まえつつその実現に
向け江東区と連携し、最大限の努力を傾注していく」との姿勢を
示しました。
この副知事の発言は東京都として8号線の延伸に誠意を持って取り
組むという強い意思表示があったものと受け止められました。私は
委員会のなかで「8号線の延伸には相当時間がかかり、都が豊洲の
新市場を平成27年春までに開業させたいとの強い意向があること
から、当然延伸実現との間にタイムラグが生じる。従い、新市場と
本区の既成市街地を結ぶバス路線(シャトルバスも含め)の整備が
必要不可欠である。この点を十分認識して欲しい」と注文をつけ
ました。
結局、一部会派に反対があったものの、委員会で大枠了承との結論を
出しました。今後とも、交通問題のみならず、土壌汚染の完全処理や
賑わい施設の創設など豊洲移転の大前提となる課題について厳しく
チェックしていきたいと考えます。

2011年6月27日月曜日

築地市場の豊洲移転について

 本日、私の所属する清掃港湾臨海部対策特別委員会が開会され、
懸案事項である築地市場の豊洲移転につき協議が行われました。
 本件については既に今月22日に当委員会で協議が行われましたが、
本区が主張している3課題(地下鉄8号線延伸を含む交通課題の解決、
土壌汚染の完全除去、にぎわい施設の創設)のうち、地下鉄8号線の
延伸に関する東京都の姿勢が不十分ということで継続審議となって
いました。
 今回は市場整備の最高責任者である岡田市場長も出席し、「8号線
の整備は、関係者の努力の成果として必ずや実現されるべきものと
認識しており、豊洲新市場に欠かせないものとして、その実現に全力
を注ぐ決意である」とのコメントを発表しました。
 この8号線の延伸については長年本区も実現に向けて努力を重ねて
きたところですが、近年の国や東京メトロの慎重な姿勢もあり、膠着
状態が続いていました。従い本区としてはこの豊洲移転を契機として
この課題を大きく前進させたいとの強い思いがあります。
 私から「これまでも市場関係者から都市整備局などの関係部局に
働きかけるとの発言があったが、今回もその域を脱していない。都が
一丸となってこの問題に取り組むとの強い決意が感じられず、この
回答では了承するわけにはいかない」と発言しました。他の会派の
委員からも同じ趣旨の発言が相次ぎ、結局今回も継続審議との結論と
なりました。
 都は平成26年度中の開業を何とか目指したい方針で、引き続き
特別委員会の開会を求めてくると思われますが、8号線の延伸問題
が大きく前進しない限り、本区としては受入れるべきでないと判断
しています。

2011年6月11日土曜日

平成23年度第一次補正予算に対する総括質問

6月10日金曜日、表記に係る質問を予算審査特別委員会で行ないました。
その内容につき以下ご報告申し上げます。

質問①:先の都議会で「都緊急輸送道路沿道建築物の耐震化推進条例」
    が可決・成立し、来年の4月から輸送道路沿いの旧耐震で4~5階
    建て以上の建物につき耐震診断が義務付けられた。本区内の道路、
    対象建築物の戸数、診断費用の負担、改修費用の増額幅について
    回答を。
答弁①:道路は蔵前橋・京葉・新大橋・葛西橋・357号線など。対象建築
    物は約120戸。診断費用は無料(自治体負担)。改修費用の所有
    者負担については現在都と区で協議中。

質問②:液状化被害を受けた新木場の道路等について、仮復旧工事で今回
    7億2千万円の補正が計上されたが、来年度からの本格復旧工事に
    はどの程度の時間と経費がかかるのか。
答弁②:補正金額にこの本格工事に係る調査のための経費が含まれて
    いる。今年度中に明らかにしたい。

質問③:現在区は2都市(栃木県大田原市・埼玉県秩父市)と防災協定を
    結んでいるが、今回の大震災の教訓から締結都市を増やすべき。
    首都直下型・東海・東南海・南海地震を想定すれば、神奈川、
    静岡、愛知、三重、和歌山、高知各県内の都市と結んでは。
答弁③:前向きに検討する。

質問④:ある会合で「江東区の地下には活断層がある」との話を聞いた。
    従来、本区は災害に脆弱な地盤などと聞いていたが、活断層の
    話は初めて聞いた。区はどのような認識を持っているのか。
答弁④:都に対し詳しく問い合わせたが、活断層はないとの回答を得て
    いる。

以上ですが、特に質問①に関して、緊急輸送道路沿いで旧耐震の4~5階
建て以上の建物を所有されている方は、来年4月から耐震診断が義務化
されますのでご注意頂きたいと思います。

2011年6月7日火曜日

第2回区議会定例会で代表質問

 明日8日、午後1時からの区議会本会議で私は自由民主党を代表
して質問を行ないます。主旨は以下の通りですが、インターネット
中継もありますので是非ご覧になって頂ければ幸いです。

1.2期目を迎えた山﨑区長の区政に対する基本姿勢について
 (1)東日本大震災の影響で景気低迷が続いているが、本区の
    今後の財政状況をどう見込んでいるのか。また、新木場の
    液状化の本格復旧などを考えると財政的に事業計画の見直し
    が必要になってくるのでは。また、道路復旧では都に補助を
    求めるべきでは。
 (2)築地市場の豊洲移転について、土壌汚染の完璧な処理とにぎ
    わい施設の創設のほか、交通対策も重要である。区の基本
    姿勢を問う。
 (3)中防内外埋立地の帰属問題について、この4年間、ほとんど
    進展がないが、大田区や都との協議に区の方針は。

2.東日本大震災に関する施策について
 (1)被災者への支援について、区内で生活する避難者の方を対象
    とした臨時雇用事業の状況と今後の展望は。また被災地への
    職員の派遣の予定は。
 (2)区内の被害について、新木場の本格復旧にはどの程度の経費
    がかかるのか。
 (3)防災体制について、国、都、区の本区地先の水防に関する
    認識と対策を問う。
 (4)節電対策について、区内公共施設の運営の見直しはどうなる
    のか。職員提案で実施される対策はあるのか。区関連イベ
    ントの開催についての考え方は。
 (5)福島原発事故に関する放射能問題について、区内5か所の
    土壌測定の具体的地点は。大気中の調査はどうするのか。

3.統一地方選挙について
 (1)都知事選と区長・区議選で投票率が極端に異なった南部
    地区について区選管の認識は。またこの格差の解消と是正
    についてどう考えているのか。
 (2)区長・区議選における南部地区の低投票率の向上策は。
 (3)23区で即日と翌日とで開票作業が異なっているが、本区
    が翌日を採用した理由は。また経費的にはどう違うのか。

2011年6月3日金曜日

内閣不信任決議案否決

 昨日の衆議院本会議で菅内閣の不信任決議案は反対多数で否決され
ました。直前の民主党代議士会で菅総理が「大震災への取り組みで一定の
めどがついた段階で」辞任する意向を表明したことにより党内で決議案に
賛成の姿勢を見せていた議員が急転、反対票を投じたためです。
 ただ、混乱収拾に動いた鳩山前首相、岡田幹事長、平野元官房長官、
北沢防衛相の4人の間の辞任時期をめぐる食い違いにより、さらに混乱が
続くことが予想されます。
 今回の民主党の内紛は自民党の私から見ても全くの茶番劇であり、同じ
政治の世界に身を置く人間として恥ずかしいとしか言いようがありません。
被災地の方々から「国会議員の存在が復興の足かせ」とまで言われる始末
です。今後、菅首相のもとで果たして復興への道筋を示すことが出来るの
でしょうか。
 私は来週8日の区議会本会議で自民党の代表質問を行う予定です。当然
東日本大震災関連、とりわけ江東区内に避難されている方々への支援策に
ついて質問しますが、一体いつになったら被災者の皆さんがそれぞれの
故郷に帰ることが出来るのか、仮設住宅は菅首相の言う通りに建設できる
のか、あるいは原発事故がいつ収束できるのか等々不安材料ばかりで原稿
を書く手が度々止まってしまいます。
 改めて菅首相は即刻退陣すべきであり、復興に向けて一日も早く新しい
政治体制を構築すべきと考えます。そして菅さんは代議士会でご本人が
お話しされたように四国巡礼を再開し一刻も早く「延命寺」を訪れるべき
でしょう。

2011年6月2日木曜日

菅内閣不信任決議案提出、可否は微妙。

 既に報道にある通り、菅内閣に対する不信任決議案が衆議院に提出
され与党民主党から多数の賛成者が出る模様で、可否は本日午後の
本会議まで判らぬ微妙な情勢となっています。

 私は数日前、国会関係者から民主党分裂ー不信任案可決ー新党結成
のシナリオが進行しているとの話を聞いたばかりでした。その関係者
によれば、黒幕は以前「大連立」を模索した読売新聞の渡辺恒雄氏と
大勲位・中曽根元首相とのことで、小沢一郎、原口博両氏ら民主党内
の反菅グループと自民党の一部、たちあがれ日本などの議員が新党を
結成、これに自民党、公明党、みんなの党などが呼応して菅首相に
退陣を迫るというものです。私は半信半疑でこの話を聞いていましたが、
今のところほぼこのシナリオ通りに進行していると考えられます。
マスコミや世論は「この非常時に何故?」との論調が多く、批判される
向きがありますが、それだけ菅首相ではこの難局を乗り越えることは
出来ないと考える国会議員が多いということも事実なのでしょう。

 一地方議員であり、自民党党員で江東総支部幹事長という立場にある
私としては、リーダーシップを発揮できない菅首相には一刻も早く退陣
して欲しいとの強い思いがあります。しかし、未曾有の大震災発生で
非常時にある日本の政治のなかでいま必要なのは何なのか?それは復興
再生の道筋を示しそれを実行すること、福島第一原発の収束を確実に進める
こと、さらに景気回復や年金、医療を始めとする社会保障制度の抜本的な
見直しを計るなどと誰もが答えるでしょう。そのためには一日も早く政局を
安定させ「日本の再生」に向けた政治状況を作ることが求められていることを
肝に銘じなければならないと思います。

2011年5月16日月曜日

東日本大震災に伴う被災者(被災地)の支援について

 主題に関し、5月13日現在までの本区の状況を以下ご報告させて頂き
ます。
1.被災者支援について
(1)避難所・都営住宅等の受入状況
   江東区スポーツ会館:12世帯43人(実質的には3世帯9人のみ)
   都営大島9丁目第2アパート:18世帯71人
   都営塩浜2丁目第4アパート:5世帯21人
   東雲住宅(国家公務員住宅):280世帯839人
   洲崎弁天町アパート:2世帯4人(5月23日受入予定)
   東京スポーツ文化館(BumB)26人(小学13、中学4、高校9人)
  ※都営住宅等入居者累計 305世帯935人
   とりあえず期間は6か月としていますが、被災地の仮設住宅等の
   建設状況によっては延長も考えられます。

(2)児童・生徒・園児の受入
   区立小学校 14校 74人
   区立中学校  8校 20人
   区立幼稚園  3園  4人

(3)本区における被災者支援の取り組み
   ①避難者専用ダイヤル:03-3647-8688(9時~17時)
    期間は当面10月31日まで(平日のみ)
    専用窓口を設置して避難者に必要な行政情報を提供することで、
    避難者の安定した生活と復帰への一助とする。
   ②出張健康相談(保健所)
    毎週木曜日の午後、医師1名、保健師1名で、健康(一般健康、
    精神保健、母子保健)相談を実施する。
   ③被災児童・生徒への学用品等の支給
    ランドセル、上履き、体操着、文房具等学校生活に必要な学用品を
    支給する。

2.被災地支援について
(1)本区の職員派遣状況
   これまで宮城県の各市町村(気仙沼、仙台、女川町、南三陸市)に
   4月4日から保健師、災害に係る住家の被害認定業務を扱う事務員、
   自動車運転士(廃棄物の収集・運搬)など延べ25名を派遣した。
   今後とも他区とも調整の上、引き続き実施する(23区全体で300名)
(2)物的支援(救援物資)
   これまでビニールシート等を福島県鏡石町、川俣町、矢吹町、栃木県
   大田原市などに搬送しましたが、区民の皆様から頂いた物資について
   岩手県北上市などに4トン車1台、2トン車2台分を搬送しました。
   皆様のご協力に心から感謝申し上げます。
                                       以上

2011年5月12日木曜日

区議会自民党会派結成、幹事長就任

昨日、4月の区議選後初めて当選した議員が一堂に会しました。党派別の
内訳は、自民13名(無所属1名、まもなく入党予定)、公明10名、共産
7名、みんなの党5名、民主4名、無所属5名の合計44名です。
初当選議員は11名、女性議員も同じく11名でいずれもちょうど四分の一の
割合となります。
自民党は上記の通り13名で改選前と同様第1党の議席を守りました。早速
新しい執行部の選出に入り、私は幹事長に指名されました。平成19~23
年の前期は幹事長、企画総務委員長、議員選出監査、区議会議長と要職を
歴任させて頂きましたが、今回もスタートは新しい議会を立ち上げる際の
重要なポストです。。区議会第1党のまとめ役としてしっかりと責任を
果たしていきたいと考えております。これまで監査、議長と2年間、本会議や
予算・決算委員会等で個人的な発言は控える立場におりましたので、
今期は積極的に質問の機会を得たいと思います。
皆様からの多くのご意見やご要望をお待ちしております。

2011年4月26日火曜日

当選御礼

 昨日、江東区長、区議会議員選挙の開票があり、おかげさまで
3,339票(61人中13位)で当選させて頂きました。
ご支援頂いた皆様に心から感謝申し上げます。
開票の結果詳細は区のHP等でご覧頂ければと思いますが、党派別の
立候補者数及び当選者数は下記の通りです。

     立候補   当選
自民党   13   12
公明党   10   10
共産党    8    7
みんな    5    5
民主党   13    4
市民の声   2    1
ネット     1    1
無所属    9    4
合計    61   44

主な傾向としては、①民主惨敗 ②自公堅調 ③みんな躍進の3点が
あげられると思います。GW明けにも議会が招集されますが、今の
ところ無所属から1名の方が自民党と会派を組む(あるいは入党?)
と思われます。従い、他候補を圧倒して再選を果たした山﨑区長を支援
した自民・公明両会派で23名と過半数を超えるため、山﨑区長は今後、
安定した区政運営を進めることが出来ると考えます。
選挙戦中にも訴えてきたことですが、今後の江東区政の主な課題として

①東日本大震災後の取り組み(南部液状化地区の復旧、被災者の受入れ)
②築地の豊洲移転への対応(土壌汚染処理、石原知事・都議会との協議)
③豊洲新病院、第14特養(旧三大小跡地)、豊洲シビックセンター等の
 建設推進
④スカイツリー開業に伴う観光施策の推進
⑤緑化、EV(電気自動車)他のさらなる環境施策の推進

他にも多くの行政課題がありますが、私もこれまでの議会生活20年の
経験を活かしてしっかりと取り組み、山﨑区政に積極的に提言を続けて
いきたいと考えております。
今後とも皆様方のご理解とご支援を宜しくお願い致します。

2011年4月25日月曜日

江東区長・区議会議員選挙投票終わる

4月17日に告示された江東区長・区議会議員選挙の投票が終了
しました。
まずもって、私をご支援頂いた皆様に心から感謝申し上げます。
本当に有難うございました。
公職選挙法では、立候補者の選挙期間中のブログの更新は禁止されて
いますのでおよそ10日振りのご報告となります。
江東区長・区議会議員選挙の投票率は以下の通りです。

今回投票率           45.76%
前回投票率(平成19年4月) 47.90%
平成23年4月10日知事選  59.93%

前回の選挙の投票率を2.14ポイント下回ったのは大変残念ですが
4年前に比べ有権者数が21,959票増えているので、有効投票数
としては逆に約2500票増えたことになります。
これを投票所別に数字を見てみると...

高い順に
第二大島小学校:    52.54%
都立大江戸高校:    52.12%
K.インターナショナル: 51.47%
低い順は
東雲小学校:  33.27%
芝浦工業大学: 35.08%(都知事選では高いほうから1位)
YMCA保育園: 37.47%(都知事選では高いほうから3位)

となりましたが、以前から私が指摘しているように、都知事選など候補者の
顔が見える(知名度が高い)選挙であれば、新住民の方が多い投票所では
高く、逆に区議選など身近な選挙では低くなってしまうということが、今回も
実証されました。反対に既成市街地では、選挙の種類による投票率の
バラツキが少ないという傾向も顕著に出たようです。また、私にとって
嬉しかったことはお膝元である二大小が区内55ヶ所でトップになったこと
です。従って、区長・区議選の際の南部地区を始めとする人口増加地区の
投票率アップが引き続き大きな課題であると認識しています。
以上ですが、私が出馬させて頂いた江東区は翌日開票となりますので、
結果が判明した後に改めてコメントさせて頂きます。
25日の開票には緊張感を持って臨みたいと思います。

2011年4月14日木曜日

東日本大震災への本区の対応(まとめ)

 震災の発生から1ヶ月余り経ちましたが、今日はこれまでの江東区の
対応についてまとめてご報告致します。

1.避難者の受入れについて
  3月22日から北砂のスポーツ会館を開放しましたが、被災者の方の
  利用はさほど多くなく、現在は1世帯5名の方が千田の福祉会館の
  施設で受入れています。また、区内では有明のビックサイト及び夢の
  島の「BUMB」という都立の宿泊施設で避難者が生活されてます。
  また、区内の都営住宅の空き部屋に23世帯が避難。このうち大島
  9丁目団地で20世帯を受入れ。また東雲の公務員住宅に264世帯、
  881名の方が利用される予定です。さらに今月から区内の小中学校に
  被災地の小中学生48名を受入れています。

2.救援物資の受付について
  3月26日から東陽町の文化センター駐車場にて民間ボランティアの
  皆さんの協力を得て、赤ちゃん・高齢者用品等を受付。これまで4万点
  以上の品を都に委託して被災地に搬送しました。ただ被災地の意向も
  あり4月10日で休止しています。

3.救済金募金
  まず区の職員の皆さん2705人から約400万円が集まりました。
  そして見舞金として区から青森、岩手、宮城、福島、茨城県に各
  100万円、9市町に各20万円の計680万円の拠出が決定。
  その他では、私たち区議会から50万円、区の公共施設45カ所で
  約263万円が募金として集まり、また地域振興課受付分(区内の
  各団体からの義援金)が152件、1245万円集まりました。
  上記すべて合計すると2645万円になり、既に日赤を通じて送金
  されています。

4.今後の課題
  報道などでご承知の通り、今年の夏は電力不足が深刻な問題となり
  ますが、江東区が計画停電のグループに組み込まれるか現時点では
  微妙な状況と聞いています。
  また、上記の各施設の受入れは原則6ヶ月間と決められており、9月
  以降はどうするのかは未定です。この点、難しい政治判断が求めら
  れると考えます。
  さらに予定されていた区内のイベントが続々と中止になっています。
  8月の富岡八幡宮の本祭り、江東花火大会、私の地元の勝矢祭などは
  既に中止が決定。5月の江東こども祭りは実施の方向ですが、区民
  まつりは未定であり、選挙明けにも決断しなければなりません。景気
  にも影響を与える問題であり、私個人の意見としては華美にならない
  配慮、可能な限りの節電という原則を守って粛々と実施すべきと思い
  ますが、皆様のご意見は如何でしょうか。
  

  

2011年4月11日月曜日

都知事選最終結果について

 昨日投票が行われた東京都知事選挙の江東区及び都全体の確定
得票は以下の通りです(主要5候補のみ)。

           江東区        都全体
石原慎太郎    104,071   2,615,120 
東国原英夫     58,698   1,690,669
渡辺美樹      37,530   1,013,132
小池晃       20,832     623,913
ドクター中松     1,726      48,672

78歳という高齢を理由に4選への出馬を躊躇していた石原知事が
自民党都連などの説得に応じ、立候補を表明したのが先月11日、
東日本大震災が発生した当日でした。震災後の自粛ムードの中で
盛り上がりを欠いた異例の選挙戦で、私も議員になって他人の選挙
で選挙カーにも乗らず、演説会にも参加しなかったのは初めてです。
唯一選挙ハガキを区内の後援者200名に郵送させて頂きました。
石原知事が4選を果たしたこと、また杉並区の都議補選で自民党公認
の候補者が当選したことで、築地の豊洲移転がほぼ確定的になりました。
汚染物質の完全除去、にぎわい施設の整備、地下鉄8号線の延伸
(豊洲~住吉)など解決すべき課題も多く本区にとってもこれからが
正念場と認識しています。

2011年4月10日日曜日

東京都知事選挙、石原氏当選確実

 本日投開票があった東京都知事選挙は予想通り現職の石原慎太郎
知事が当選確実となりました。都全体及び江東区の最終得票結果は
明日お伝えしますが、今日は江東区の投票率についてお伝えします。
 当初、大震災の影響で投票率は前回知事選と比べ下がるのではと
の見方がありましたが、江東区では前回比で3.27ポイント高くなり
ました。大震災はむしろ防災を始めとした政治に対する有権者の
関心を高めたと言って良いと思います。

区全体の投票率は59.93%、前回は56.66%でした。
区内55ヶ所の投票所のなかで投票率の高い順に見てみると
芝浦工業大学(豊洲3丁目)      66.59%
深川五中(豊洲4丁目)        66.48%
YMCAキャナルコート(東雲1丁目) 66.20%
元加賀小(白河4丁目)        65.38%
ケイ・インターナショナル(白河1丁目)65.00%
このベスト5に共通しているのはいずれも人口急増地域の投票所である
ことです。
 私は以前、各級選挙と投票率の関係について調べたことがあり、その
際、知事選や衆議院選のように候補者の顔が見える(知名度の高い候補
者が多い)選挙では豊洲、東雲など新住民の多い地域の投票率が高く、
逆に当該地域では区議選などは低い(既成市街地では比較的高い)こと
を指摘したことがあります。今回の知事選もそれが立証されました。
来週告示される区長・区議選の投票率を次の機会に示し、検証したいと
思っています。
さて、23時現在の各候補者の江東区での得票は以下の通りです。
石原慎太郎   103,000票
東国原英夫    58,000票
渡辺美樹     37,000票
小池晃      20,500票
ドクター中松    1,500票
     合計 220,000票(開票率97.51%)

2011年4月8日金曜日

東京都知事選の期日前(不在者)投票の状況について

 先月24日に告示された東京都知事選挙は震災の影響でこれまでの
選挙とは趣の異なる選挙戦が展開されています。一部マスコミでは
投票率が下がるとの見方がありますが、昨日までの江東区における
期日前投票の状況は下記の通りです。

    今回知事選(H23.4月) 前回知事選(H19.4月)

本庁     6410           4277
森下     1134             -
豊洲     2590           1165
亀戸     1486             -
区民セ    2536           2262
東砂       -             880
砂町     1124             -

合計    15280           8584
有権者数対比   (4.0%)        (2.4%)
有権者数 382533         359848
         (前回比6.3%増)

以上ですが、期日前投票制度の周知が広まり、前回選挙時よりかなり
増加しています。この傾向は最近の他の選挙でも同様で、手続きの
簡素化やライフスタイルの変化等によるものと考えられます。
上述の通り今回の選挙戦は「盛り上がりに欠ける」「候補者の訴えが
聞こえてこない」などの見方がありますが、期日前投票の状況は少し
異なるようです。
投票日の4月10日(日)にご都合のつかない方は是非お近くの上記
施設で期日前投票をお願い致します。

東日本大震災により被災された方の受入れについて

1.被災された児童、生徒の受入れ
 江東区内では一昨日小学校で、昨日は中学校でそれぞれ入学式が
 挙行されましたが、新年度を迎えた児童、生徒のなかには被災され
 やむなく江東区内の小中学校に入学された方が多数いらっしゃいます。

 まず、夢の島の「BUMB」で生活している児童が直近の南砂小学校に
 9人入学され、その他親戚の家などに身を寄せている児童も近隣の
 学校に通い始め、 結局合計35名の方が入学しました。
 また、中学生も新入生3人を含む合計11名の生徒が入学しました。
 入学された小中学生はいずれも住所は以前のままで、新しい学校に慣れ
 親しむまで時間がかかると思いますが、是非あたたかく見守って頂き
 たいと思っております。

2.避難された方の受入れ
 昨日現在で、区内の都営住宅に入居された方は21世帯、85名となって
 います。また、東雲にある公務員住宅では4月15日から262世帯、
 894名の方を受入れるべく準備を進めています。

2011年4月6日水曜日

室橋昭前区長のご逝去について

 去る3月27日、本区の前区長で江東区名誉区民第1号となられた
室橋昭様が逝去されました(享年81歳)。
私は区議として16年間、室橋前区長と区政に携わり、個人的にも大学の
先輩後輩として親しくご指導頂きましたので、痛恨の極みであります。
心からご冥福をお祈りします。
 室橋前区長とは26年の年齢差があり、まさに息子のように接して
頂きました。思えば、私が1度目の議長の時(平成16年1月)、病に
倒れられ、その後回復されましたが、いま2度目の議長の時お亡くなりに
なったという事実に私は只々茫然とするばかりです。前区長が目指された
江東区の姿を実現すべく、微力ながら区政に取り組んでいく所存です。
なお、葬儀は親族の方のみで執り行われましたが、「お別れの会」の開催
が下記にて決定されましたので慎んでお知らせ致します。

日時:5月14日(土)午後2時より
場所:ホテルイースト21東京 1階ホール
   江東区東陽6-3-3 ☎(5683)5683
喪主:室橋一正殿(ご長男)、室橋紅里子殿(ご長女)
世話人:山﨑孝明江東区長

以上です。

【江東区 東日本大震災関連情報】 東日本大震災への江東区の対応(経過報告2)

1.被災地への救援物資の一時受付休止について
  3月25日より区民の皆様からの救援物資を受付けておりましたが、
  4月10日(日)16時をもって一時休止致します。既に先月の27日に
  段ボール18箱、31日に48箱を深川トラック協会のご協力を得て、
  京浜トラックターミナルや自衛隊練馬駐屯地に運搬し、その後被災地に
  送られていました。今般、現地から当面の受入を休止したい旨の連絡が
  あり、本区の受付も一時休止致しますのでご理解の程お願い申し上げ
  ます(現在、段ボール150箱を保管中で、再度要請あり次第送付する
  予定です)。
 
2.義援金について
  今回の大震災を受け、本区は青森、岩手、宮城、福島、茨城各県に
  それぞれ100万円、岩手県山田町など友好関係にある9市町村に
  それぞれ20万円の計680万円を寄付することを決定し、今月13日
  には実行されます。
  また、これとは別に公共施設などに置かれた募金箱の総計として約
  260万円、職員の皆さんからの寄付が約300万円、また区内の
  各団体から99団体で710万円余が既に集まりました。近日中に
  送金する予定です。また、本区議会も議員一人当たり1万円、議長
  交際費を含め50万円を既に寄付しております。

3.都は空家となっている都営住宅600戸を被災地の皆様の一時避難
  施設として提供し、既に抽選も行なわれました。その中には私の
  地元の大島9丁目団地20戸も含まれています。今後、その世帯に
  小学生がいる場合、学区域内の三大小で受入れる体制を作っていか
  なければなりません。

以上の通り区民の皆様には多大なご協力、ご支援を頂いており、心から
感謝申し上げる次第です。

 

2011年4月3日日曜日

【江東区 東日本大震災関連情報】 東日本大震災への江東区の対応(経過報告)

 未曾有の大震災から3週間余りが過ぎましたが、今回はこれまでの
江東区の対応について以下まとめてご報告させて頂きます。

1.避難者の受入れ
  3月22日より北砂のスポーツ会館で一時避難を希望する方の受入れを
  続けてきましたが、これまで数組の被災者の家族が来られました。
  区は人数も少なかったため、潮見の漣園(区民の被災者受入施設)で
  受け入れています。
  また、上京された被災者の専用駐車場として、アリオ北砂のご協力で
  200台分を確保し、提供。

2.救援物資の搬送
  トラック協会やレインボータウンFMの協力を得て、これまで4回に
  わたり被災地に以下物資を搬送しました。
  ①3月14日、福島県鏡石町にブルーシート1000枚
  ②3月18日、栃木県大田原市(災害協定締結市)にブルーシート及び
   紙おむつ
  ③3月22日、福島県川俣町にマスク10万枚、五目御飯4000食
  ④3月23日、福島県矢吹町に肌着、下着、カラーコーン300本

3.救援物資の受付
  3月25日から東陽町の文化センター地下駐車場にて受入を開始。
  赤ちゃん用品(紙おむつ、熱さまシート、おしり拭き等)、高齢者用品
  (大人用紙おむつ等)、生活用品(生理用品、紙コップ、歯ブラシ、使い
  すてカイロ等)など234件(3/29現在)を受入れました。
  現在も継続しており、現地への搬送は都に委託しています。

4.0歳児への飲料水(ペットボトル)への提供
  金町浄水場の状況を受けて3月24日から提供。4月1日でとりあえず
  終了しましたが、これまで区内該当者数4,298人のうち2,824人
  の方(65.7%)が受け取りました(3/29現在)。

以上ですが、今後とも状況の変化によって随時対応していく予定です。

2011年3月24日木曜日

【江東区 東日本大震災関連情報】乳児のいる家庭への飲料水の配布について

 今般の金町浄水場の放射線物質混入問題を受けて、江東区の都より
配布された飲料水(ペットボトル)の配布について下記の通りお知らせ
します。
1.配布対象
  区内在住の乳児(平成22年3月25日以降出生)がいる家庭

2.配布本数:12,894本
  区内0歳児(4,298人)一人につき、550mlのボトル3本を配布。

3.配布方法
  本日(3/23)から27日まで。江東区保健所及び各保健相談所に設置
  する臨時窓口にて
  3月28日から4月1日までは江東区役所の臨時窓口にて

4.配布時間
  ○本日(3/24)は21時まで
  ○25日:8時30分~19時
  ○26日・27日:8時30分~17時
  ○28日から4月1日まで:8時30分~19時

5.本人確認方法
  対象者に母子手帳の持参を要請しています。

6.お問合せ先
  区役所防災課

以上ですが、ご存じない保護者の方にもお伝え頂ければ幸いです。

2011年3月22日火曜日

【江東区 東日本大震災関連情報】 被災地への支援と復旧特別支援

1.被災地への支援 
 これまで福島県庁や栃木県大田原市に向けて救援物資を送りましたが
本日午前10時30分、福島県川俣町に向けてマスク10万枚、レトルト食品
を積んだ区の災害救援車両が区役所を出発しました。区や議会の幹部と
一緒に見送りましたが、被災地の一日も早い復興を願わざるを得ません。
 また、既報の通り北砂スポーツ会館での被災者受入れが始まり、今日は
8人の方が身を寄せ、今夜の宿泊はありませんが明日夜から夕食の提供と
宿泊が開始されます。期間は今年の4月末までですが、朝食、昼食はどう
するのかなど解決すべき課題はあります。ともかく受入れに着手出来た
ことに安堵しています。
 区民の皆さんからボランティアの有難い申し出が続いてます。個人的な
ボランティアについては「江東区ボランティアセンター」、団体の皆さん
については区の危機管理課が受け付けておりますので、それぞれお問い
合わせ頂きたいと思います。
江東区ボランティアセンター:3645-4087

2.特別資金の実施について
 今回の地震で直接被害を受けた区内の中小企業の皆さんを資金面から
支援するため、災害復旧特別資金(仮称)を創設しました。
資金使途:運転・設備(但し災害により受けた直接被害にかかる事業
       再建資金に限る)
貸付金額:1250万円
返済期間:6年(据置12ヶ月以内)
融資利率:2.2%
利子補助:当初2年間は2.2%(全額利子補助)、3年目から2.0%
信用保証:東京信用保証協会の「災害関係保証」を付することが条件

この融資は通常の融資とは別枠扱いとなりますが、申込時に区長の発行
する罹災証明書の提示が必要です。
その他詳細についてのお問い合わせは下記までお願い致します。
地域振興部、経済課、融資相談係 3647-2331(直通)

2011年3月21日月曜日

【江東区 東日本大震災関連情報】 被災地への支援について

 東北関東大震災から10日余りが経過しました。余震はだいぶ
収まってきたようですが、福島原発の放射線物質の流出の問題は
予断を許さぬ状況が続いています。また、報道では被災地からの
避難の状況を伝えていますが、東京都、江東区においても受入れ
について具体的な準備が始まっています。
本日、本区の災害対策本部を訪ね確認したところ、本区の有明に
あるビックサイトは都の施設ですが、約1万人の方の受入れが
可能で東京都が検討を始めたとの事です。一方、本区においては
夢の島の宿泊施設「BUMB」(都の施設)、北砂のスポーツ
会館を受入れ施設として準備し、現在都や被災地との間で具体的
な調整に入っています。区内の町会、PTA連合会の皆さんから
もボランティア等に応じたいとの有難い申し出を頂いております
ので、今後この面での調整も始まるものと考えます。
 また、明日午前10時30分に福島県川俣町に向けて、マスク
10万枚、多量のレトルト食品を積んだトラックを送り出すこと
を決めました。連休明けの明日から再び「計画停電」が始まると
報道されています。江東区は計画グループに入っておりませんが、
区民の皆様には引き続き節電にご協力をお願い致します。

2011年3月16日水曜日

東日本大震災への対応その2

 本日午前10時から幹事長会を開催、区長、副区長、関係理事
者と正副議長及び各会派幹事長で今回の大震災への対応を協議
しました。

1.区からの被災地に対する支援について
  既に千代田区(3600万円)や港区(1億円)が独自の
  支援策を決めたなか、本区ではどのような支援をすべきか
  協議。山﨑区長から「議会のご意見を十分にうかがい、
  対応を決めたい」との発言があり、財源問題も含め今後
  行政、議会が一体となって検討を進めることとしましたが、
  基本的には他区との兼合いも含め対応を区長に一任すること
  としました。
  また、昨夜何人かの後援者から助言を頂いたこともあり、私
  から「単にこちらからの援助だけでなく、被災者の受入れも
  率先して検討すべき」と提言しましたが、区側も今後検討す
  る旨の姿勢を示しました。

2.計画停電に関して
  既に実施している地域のグループに本区は含まれておりません。
  従い少なくとも今月21日までは本区で実施されることはない
  としています。ただ東電の基本方針として都心三区以外の地域
  は計画実施の可能性を否定しておりません。万が一区内で実施
  する場合には区民の皆様に事前に十分周知することが肝要です。
  基本的にはテレビ、ラジオなどの情報に注意して頂きますが、
  区独自の周知方法に関しては、防災無線、区のHP、広報車の
  活用があります。この点、高齢者の方への周知が大きな課題と
  なります。
  また、影響を受ける住民の方から「何故計画停電が必要なのか、
  東電はもっと説明すべき」の声があります。万が一供給電力の
  限界を需要が超えてしまった場合、広範囲に亘る大停電が発生
  し、しかも復旧に相当の時間がかかってしまい、社会生活に深
  刻な打撃を与えてしまうことをもっと説明すべきと考えます。
  
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2011年3月15日火曜日

大震災による区内の被害状況

 11日の大地震発生以来、本区は災害対策本部を立ち上げ、土木部を
中心に区内の被害状況を調査してきましたが、液状化の被害を中心に
南部地区に多いことが判りました。以下具体的に報告させて頂きます。

  場所           状況

○東陽1-3      液状化
○東陽2-4      液状化
○豊洲3-5      液状化
○新砂1-13     交差点内隆起・歩道の液状化
○新砂2-5      液状化
○漣(さざなみ)橋    歩道10~20㎝隆起、液状化、街路灯傾き
 辰巳側
○豊洲5-6      液状化・陥没
○辰巳橋取付道路    液状化
 東雲側
○辰巳1-10     液状化・陥没
○辰巳2-1      歩道液状化・公園入口陥没、隆起
○辰巳2-9      歩道陥没
○新木場全域       液状化
(特に顕著な個所)
○新木場2千石橋南側  液状化
○新木場3-8-9   路面波打ち・陥没
○若洲公園北西部    液状化
○東雲2-14     液状化
○東雲2-9      液状化

付近にお住まいの方またここを通行する方がいらっしゃいましたら
十分注意して頂きたいと思います。
今日私は上記で最も液状化のひどい新木場3丁目を視察しましたが、
路面の波打ちがひどく車は10㎞以下で走るのがやっとの状態です。
歩道もいたる所で隆起・陥没しており凸凹状態でまともには歩けない
個所も多々ありました。
このブログを作成している最中に静岡県東部を震源とする地震が発生
しました。この連鎖は何なのでしょう?専門家でも解明できないこの
事態に我々はまぎれもなく直面しているのです。

2011年3月14日月曜日

東北地方太平洋沖地震への対応

 本日、私から区議会事務局に対し、区長始め関係理事者と区内の
被害状況及び今後の対応策等を協議するため、緊急の幹事長会を
開催するよう指示。午後1時から開催しました。また、南北交通・
放置自転車対策特別委員会に出席の後、区から福島県庁に救援物資
(大型ビニールシート、1000枚)を送る災害対策車及びトラックを
区長とともに見送りました。以下幹事長会の協議内容について
ご報告します。

1.区内の被害状況
  既にご報告した内容とほぼ同じ被害状況が報告されたが、新た
  に越中島歩道橋の亀裂、辰巳橋に生じた段差などの問題が指摘
  されいずれも復旧作業中とのこと。

2.建物損壊等の相談窓口について
  本日から当面の間、都市整備部の建築調整課を窓口に受け付
  けることを確認。

3.教育委員会より
  15日から年度末まで小中学校の午前中授業、給食の停止
  (材料調達が困難なため)が決定された。また、学童クラブ
  きっずクラブ、げんきっず参加者には必要に応じて弁当の
  持参をお願いする。

4.計画停電について
  東京電力からの説明を聴取。情報がかなり錯綜しているので
  本区において実施する際は区のホームページ、防災無線、広
  報車を使って区民に周知することを確認。
  私から節電を呼び掛ける区の広報車を出すよう要請。明日か
  ら3台の広報車(青パトカーなど)を使って呼び掛ける由。

5.議会関係
  17日の最終本会議について、傍聴席を万一の地震を想定して
  閉鎖(希望者は庁舎2階の情報公開コーナーに設置のモニター
  まで誘導)。私から本会議終了後、全員協議会を開催してその
  時点での対応策等を協議するよう提案し、各会派の了承を得る。
  また、必要に応じて随時幹事長会を開催することも確認され
  ました。

2011年3月13日日曜日

東日本大震災の影響

11日に発生した大震災に対応して江東区が災害対策本部を設置
したことは既にご報告しましたが、私は昨日災害本部で区内の被害
状況を確認しました。
 人的被害については、既に報道にされているように北砂4丁目の
金属加工工場で薬品を吸った二名の方が亡くなってしまいました。
心からご冥福をお祈り申し上げます。ただ、他には大きな被害は
ないと報告を受けております。
 物的被害では、新木場や辰巳地区の液状化現象が深刻です。道路
の亀裂から水や砂が噴き出し、泥状になって道路を覆っている写真
を確認しました。土木部職員の処置によって一車線は通行可能です
が、いたる所で道路の隆起や陥没が見受けられます。また、区内各
所で水道管の破裂や道路の陥没が発生し、今後の早急な対応を検討
しています。
 私は一昨日、西大島区民センターの新大橋通りを挟んだ反対側の
江口後援会長のご自宅前の車道に3㎝程の段差を発見しました。
同通りの地下は都営新宿線が走っており、他の都道に比べ多少地盤
が軟弱ではないかと考えます。他の個所でも段差があると報告を
受けておりますので早急な点検を要望しました。新大橋通りを横断
する際は足元に十分注意して下さい。
 ところで、東京電力は14日から計画停電を実施すると発表しま
した。東京23区は荒川区の一部のみとありますが、情報が錯綜し
ているようです。この計画停電は都心3区(千代田、港、中央区)
のみ対象外と聞いておりますので、いずれ本区でも実施されると
考えます。ご家庭で懐中電燈の準備などをお願いします。ただ、
街中では既に電池やカセットコンロのボンベ等が売切れの状況と
なっているようです。
過去に経験のないまさに未曾有の生活環境が予想されますが、区民
の皆様の冷静な対応と節電へのご理解をお願い申し上げます。

2011年3月12日土曜日

東日本大震災

昨日午後2時46分頃、三陸沖を震源とする大地震があり、
宮城県栗原市で震度7、江東区でも震度5強を観測し、
甚大な被害が発生しています。被害に遭われた方々には
心からお見舞いを申し上げます。
実は私の後援会主催で昨夜は「榎本雄一決起大会」を開催
する予定でした。直前まで開催するかどうか迷いましたが
会場の区民センターに既にお見え頂いた方も多く、開催に
踏み切りました。地震でご自宅の片づけなどあるにも
かかわらずご出席頂いた皆様には心から感謝申し上げます。

さて、本区では昨日午後5時45分に災害対策本部を立ち
上げ、区内の被害の確認等の作業に入りました。私も区民
センターの管理室から区議会事務局と連絡を取り情報収集
につとめました。
区内で人的な大きな被害はなかった模様でしたが、区立の
全部の小中学校は住民の避難場所となり、南砂中学校では
350人を超える住民の方が避難してきたそうです。また
帰宅困難者への学校開放もあり、駅周辺の学校にはトイレ
を借りに来た方が多かったようです。区職員や学校関係者
の皆様のご協力に深く感謝致します。物理的な被害として
は新木場地区など湾岸地区の液状化がひどく、湾岸の国道
357号線が全く動かず、首都高も全面閉鎖となりました。

今日は午前11時から亀戸のレトロ商店街のオープニング
セレモニーに出席する予定でしたが、現在のところその
開催も危ぶまれています。
各ご家庭や地域で緊急に復旧を要する問題がありましたら
下記まで連絡して下さい。
榎本雄一携帯 090-1809-5938
同   自宅 03-3636-5233

2011年2月1日火曜日

平成23年度江東区予算案プレス発表へ

明日2月2日、江東区より平成23年度当初予算案のプレス発表があり
ますが、今日はその概略をお知らせしたいと思います。

1.予算規模
  一般会計は総額1,592億7、100万円で前年比65.4億、
  4.3%の増、国保会計など特別会計は792億2,100万円で
  4.7%の増となっています。

2.歳入(一般会計)
  ○特別区税    414.7億円(前年比▲5.1億円、▲1.2%)
  ○特別区交付金  446.8億円( 同 ▲3.2億円、▲0.7%)
  ○国庫支出金   268.9億円( 同 43.8億円、19.5%増)
  ○繰入金     148.5億円( 同 19.0億円、14.7%増)
  ○特別区債     34.3億円( 同  5.4億円、19.0%増)

3.歳出(一般会計)
  ○総務費     210.8億円(前年度比▲11.7億円、 ▲5.2%)
  ○民生費     707.6億円( 同   61.0億円、 9.4%増)
  ○衛生費     168.5億円( 同   22.4億円、15.3%増)
  ○産業経済費    17.5億円( 同    0.8億円、 5.0%増)
  ○土木費     106.0億円( 同    2.8億円、 2.7%増)
  ○教育費     222.0億円( 同   ▲3.0億円、 ▲1.4%)

4.主な特徴
  経済情勢が極めて厳しいなか、区としては基金(貯金)と区債(借金)を
  有効に活用して総額として4.3%のプラス予算を組みました。繰入金、
  特別区債がそれぞれ二桁の伸びを示しています。
  歳入では特別区民税が▲5.1億円と減になっていますが、人口自体は
  増えているものの景気の悪化で一人当たりの納税額や既住民における
  納税者数の減が影響していると考えられます。
  歳出面では、民生費のうち生活保護費が28.1億円増の175.7億円。
  衛生費で豊洲の新病院建設助成で25億円などが目立っています。
  また、子ども手当は103.7億円。急増している保育園関連の総予算は
  118.5億円となっています。

5.主な新規事業
  ○豊洲シビックセンターの基本・実施設計(1.4億円)
  ○旧三大小跡地に第14特養ホームの建設(2億円=土壌汚染工事費)
  ○夢の島に新しい区民農園を開設(3.6億円)
  ○小学校特別教室冷房化(11.7億円)
  ○放課後こどもプラン事業(新規7校、2.6億円)
 
  以上ですが、今月下旬から予算委員会がスタートし論戦が展開され
  ます。議長として委員会での発言の機会はありませんが、様々な
  分野で提言をしていきたいと考えております。

2011年1月7日金曜日

平成23年の新春を迎えて

皆様、あけましておめでとうございます。
今年の東京の三が日は大変穏やかな天気に恵まれましたが、皆様
お健やかに新年を迎えられたことと存じます。私は元旦の正午に
地元町会の新年交礼会に出席し、子安稲荷神社に参拝させて頂き
ました。また、恒例の箱根駅伝で母校の早稲田大学が総合優勝を
果たし、幸先の良いスタートを切ることができました。
引き続き4日の区の賀詞交換会では区議会を代表して年頭の挨拶
をさせて頂きましたが、主旨は以下の通りです。

ご出席の区内各界、各層を代表する皆様に新春のお喜びを申し上げ
ます。
昨年は、鈴木章、根岸英一氏のノーベル化学賞ダブル受賞や、大リ
ーグ、イチロー選手の10年連続200本安打達成など世界で活躍
する日本人に勇気付けられました。一方、国内は政治、経済ともに
先行き不透明のまま越年した感があります。
政治の世界においては、名古屋市長や阿久根市長、また橋下大阪府
知事の「大阪都構想」など自治体や地方議会に関する問題提起が大
きな話題となった一年でありました。
江東区は昨年人口が47万人を超えましたが、様々な行政課題が山
積しているのも事実です。また、昨年本区は「江東区長期計画」を
スタートさせました。
(1)南部地域の課題
   豊洲における(仮称)シビックセンターの整備、辰巳団地建替
   計画の公表、「女性と子どもにやさしい」新総合病院の整備。
   「グランチャ東雲」と有明小中学校は4月開設。築地市場の
   豊洲移転に伴う地下鉄8号線の延伸、千客万来の施設整備。
(2)子育て・教育
   保育待機児の解消、学校選択制やいじめ問題への適切な対応。
   子どもの体力向上(平成25年東京国体への対応)。
(3)高齢者施策
   平成27年度には、高齢者人口11万3千人(高齢化率20.4
   %)。見守り事業の充実や都市型軽費老人ホームの整備
   などが課題。
(4)観光施策の充実
   内部河川の有効活用(東京スカイツリーとの連携)
このほか、築地市場の豊洲移転や中央防波堤埋立地の帰属問題等が
大きな課題となりますが、議会としても更なる区民福祉の向上に
努めて参ります。
今年は「卯」歳、皆様の大いなる飛躍を祈念してご挨拶とさせて
頂きます。

以上ですが、今年も一年、皆様のご指導とご鞭撻を心よりお願い
申し上げます。