6月18日江東区議会清掃港湾臨海部対策特別委員会が開催されました。
1.有明及び新江東清掃工場の20年度実績と21年度搬入計画について
詳細は議会報告の項目にてお知らせしますが、大枠以下の通りです。
(1)有明工場については、20年度実績で事業系一般廃棄物の搬入量の
合計が100,094ton、搬入台数は60,864台、21年度計画は
搬入量113,613ton、台数は68,420台となります。
(2)新江東については、18~20年度実績と21年度計画は以下。
搬入量(一日当たり) 搬入台数(一日当たり)
18年度 362,341ton(1,006t) 225,362(628)
19年度 351,068ton(975t) 225,499(626)
20年度 355,815ton(988t) 238,015(661)
21年度計画 345,939ton(961t) 230,836(641)
私から新江東について、1台当たりの搬入量が18年度から20年度に
かけて1.61ton⇒1.56ton⇒1.49tonと減少しているのは何故か質問しま
したが、清掃一部事務組合からは「廃プラを含んだ可燃ごみが増えると
従来と同じ体積でも重量は軽くなり、サーマルリサイクルが導入されるに
つれてこの傾向が顕著になった」との答弁がありました。江東区はこの
3月からサーマルを区内の全域に拡大し、また他の区でも進んでいること
からいわゆる「燃やすごみ」の量及び清掃工場への搬入台数が23区
全体で増加する恐れがあります。サーマルの最大の目的は本区地先の
最終処分場の延命にありますが、やはりごみの減量をはかることが区の
清掃工場の負荷軽減につながることを再認識する必要があります。
2.豊洲新病院の事業予定者選定について
既に新聞報道等がありましたが、区は昨年の妊婦死亡事故や豊洲地区
の人口急増問題を受けて、同地区に約40億円かけて都から土地を取得
して新しい病院を誘致することを決定しました。その事業者として、
既に豊洲で付属病院を運営している昭和大学を選定、今年度中にも開設
に向けた協定書を結ぶことを目指しています。
私からは「昭和大を事業者として選定したことは賢明だが、現在の状況下
での新病院建設は財政的な面で大変厳しいものがあると思う。
区がどれだけ昭和大に支援が出来るかがポイントで十分検討を重ねて
欲しい」と要望しました。
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