2013年2月28日木曜日

平成25年度予算委員会で総括質問

 昨日から江東区議会で平成25年度の予算委員会が始まり、私は
トップバッターで総括質問を行ないました。要旨は以下の通りです。

1.本区の財政運営と長期計画について
 
 ☆本区の25年度予算は、一般会計で前年当初比2.2%増の約
  1650億円。最大の特徴であり、また評価すべき点は当初予定
  していた区債発行を約50億円抑えられたことにある。これは24
  年度の最終補正で区民税14億、特別区交付金50億が増収になった
  ことが要因として大きい。この傾向は25年度も続くと見て良いか。
(答弁・一部区長答弁)
  単年度で見ればこの傾向は続くが、中長期的には経済変動により
  変わると考える。また、25,26年度で豊洲の新病院やシビック・
  センター、豊洲西小の建設が竣工しても26年度末に基金がまだ
  区債残高を94億程上回る見込み。

 ☆平成27~31年度の後期計画はいつ議会に示すのか。
(答弁)
  平成26年度後半に予定している。

 ☆なるべく早めに提示するよう要望する。その後期計画では、①公共
  施設の新築、改築②生活保護費③保育費④介護給付費の伸びを
  どのくらいと見ているのか。
(答弁)②④は2~3%の伸び、③は需要増でそれ以上伸びるかも。

2.本区の保育行政について

☆24年度当初の新定義での待機児数は253人だったが、25年度の
 見込みは。また地域的な偏在があるのか。
(答弁)
 24年度新設計画が6割にとどまり、増えると予測している。地域的には
 豊洲、亀戸地区が増えている。

☆25年度は新規に認可3園、認証10園を計画しているが達成できるか。
  また、新規事業として「保育送迎ステーション」を予定しているが、
  問題点は。
(答弁)
  概ね達成できる見込み。送迎先の認可・認証の受入れと保護者の
  要望をいかにマッチングさせるかが大きな課題。

3.中央防波堤内外埋立地の帰属問題について

☆内側にある2つのPCB処理施設についていつまで稼働する見込みと
 とらえているのか。また外側の新海面処分場はいつごろ埋立竣工と
 考えているか。
(答弁)
 平成32~35年くらいまでと聞いている。またゴミの処分場は少なく
 ともあと50年はもつと考えられる。

☆内側と外側とでは状況が全く異なり、一体で帰属を議論するのは無理
 がある。とりあえず内側のみ江東区の帰属であると、大田区や都に、
 またPCBの関連で環境省にも強く訴えるべきではないのか。
(区長答弁)
 本来、内側が竣工した平成8年頃、きちっと議論すべきであった。今後
 とも内外ともに江東区の帰属とすべきという主張を粘り強く続けたい。

以上ですが、今後上記以外の課題についても随時理事者と議論していき
たいと考えております。皆様の区政に関するご質問やご意見をぜひお聞か
せ下さい。



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